【施主ブログ】 じょりぱ 自然素材の家

【施主ブログ】じょりぱ 自然素材の家

じょりぱです。ネイエ設計さんと和モダンな家建ててます!

在庫はコスト

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こんにちは。

じょりぱです。

 

 

今回はモノを捨てられなった私がマインドセットを変えられた魔法の言葉をご紹介します。

 

 

それは

 

「在庫はコスト」

 

です。

 

 

学生までの私は在庫(=モノ)について特に深く考えたこともなく、必要なものは買い、必要でないものは置いておけばよいと思っていました。

 

しかし、その教えによると、在庫を抱えるというのは決して±0ではなく、

 

①保存して置く場所が必要

②管理するのにお金が必要

③欲しい時にぱっと出てこず、探す時間が必要

 

と、色々な”コスト”がかかっているということなのです。

 

 

う~~~ん、納得!

 

 

そしてもちろんこの考え方は会社のみでなく、自分の家においても適用できるわけですね。

 

よく考えると、家を作る際に

・それなりに大きい土地

・できるだけゆったりとしたLDK

が良いとか言って

 

例えば、

土地一坪:30万

家一坪:70万

とかかけているわけです。

 

空間にこんな大金を払っているのに、部屋が使いもしないモノで占拠されているのはとんでもない自己矛盾です。

 

 

 

というわけで、休みの日を利用してどばーーっと色々捨ててきました。

 

・10年使ったボロボロ炊飯器

・油が中に入って壊れたミキサー

・画面が割れてキーボードがとれたノートパソコン

・この十年で使ってきたガラケー二台とスマホ一台

・大学時代に使っていたデジカメ

・何にさすか分からないコード類

PS3WII

・多数のゲームソフト

・家電が入っていたダンボール箱

・お笑いDVD(妻)

・何セットもある六法全書(妻)

etc...


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、、、でるわでるわ。

 

 

全部まとめたら一坪の半分、一畳くらいは埋まってしまいそうです。

 

ってことはさっきの例では50万円!?

 

どれだけ勿体ない空間の使い方をしていたかが分かりました。

 

 

 

 

ちなみに処分の方法ですが、まずは中古屋さんで売れないか試してみました。

 

例えばゲームとDVD。

 

ヤフオクとかに出せばもう少し高く売れるのかもしれないけど時間をかけたくなかったこともあり近くのゲーム屋で一括買取。

 

すると、、、全部まとめてなんと12000円!!

お小遣いとしては良い額です(^^♪

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タダでも良いくらいなのにこれだけ返ってきました。

 

wIIは傷ついてて本体の買取価格100円って言われてショックだったけど、面倒くさいからもう売ってしまいましたw

 

 

また誰かがこのゲーム達で楽しんでくれるのならうれしい限りです。

 

 

 

続いて、中古屋で引き取ってくれないモノたちは市のリサイクルプラザに持ち込みました。こちらは市によりますが、数kg程度なら無料で引き取ってくれます。

 

こうやってレアメタルがまたリサイクルされていくわけですよね。

 

 

SDGsとまではいかないかもしれないけど、持続可能な社会に向けて一歩踏み出せた気もします。

 

 

 

そして、無事全部捨て終わると、、、妙なスッキリ感。

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ゴミ袋に入れるときは確かに寂しかったけど、、、全て捨てたら気が晴れ晴れするもんですね。

 

 

今の時代はスマホの普及により

「写真を撮って捨てる」

という技がとても簡単に繰り出せるようになったのも大きいかもしれません。

 

 

昔の自分だったら寂しくて捨てられなかっただろうなぁ。

変化できた自分に乾杯です。

 

 

ということで、是非皆さんも「在庫はコスト」という魔法の言葉を胸に、断捨離活動してみてはいかがでしょうか。

 

今回の記事楽しんでいただけたら幸いです。

 

それではまた。

 

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Lath Mortar ~美しい外壁の下で~

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こんにちは。じょりぱです。

 

我が家の工事、ちょっとずつ進行しております。

今回は壁に使われるちょっと聞き慣れない技術、ラスモルタルのご紹介。

 

ちなみにタイトルのビジュアルに深い意味はないですw

なんかかっこよかったから、、、(*´ω`*)

 

まずは我が家の進捗を同じ視点から見てみましょう。

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↑上棟時、構造材むき出し


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↑シートがはられ、さらにその上に金網がはられました


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↑金網の上からモルタルが塗られいよいよ”壁”に!

 

 

こんな感じです。

 

さてラスモルタル、、、なんとなく意味は分かりましたでしょうか?

 

 

 

英語で書くとlath mortar。

 

lath :a long strip of wood usded as backing for plaster.

即ち、”木づり” ですね。壁の下地になる木のアミアミ。

 

mortar:mixture of sand, water, and cement.

即ち、砂、水、セメントの混ぜ物。

 

 

これらをつなげたラスモルタルは、

 

ラス網の上にモルタル左官コテで塗りつけていく施工方法のことです。

 

ちなみにラスモルタルに使われるラスは気づりではなく金属ラス、即ち金網ですね。

 

モルタルは圧縮力に強く、ラス網は引張力に強いので、相互補完して強度が保てる、、、とのことです。

 

 

ラスモルタルは主に吹付リシン、吹付タイル、吹付スタッコ、ジョリパット、ベルアートなどの外壁に用いられます。

 

一般的に”塗り壁”と呼ばれるタイプです。

(我が家の外壁は吹付リシン、内壁はジョリパット)

 

 

最近はサイディングの壁が多いため、こうやってラスモルタルを使う家もそこまで多くはなくなってきました。

 

 

鶏か卵か、、、ですが、左官屋さんの方もかなり減ってきており、塗り壁ができる職人さんも決して多い訳ではありません。

 

 

時代の流れとは言え、素晴らしい技術のため、少し寂しさがありますね。

 

 

、、、と自分の家の壁を見ながら感傷に浸るじょりぱでした。

 

もう半月もすればいよいよリシンの吹付がされて外壁は完成するかな?

 

 

楽しみです!!!

 

 

 

ということで、今回はラスモルタルの紹介でした。

 

それではまた。

 

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暴論展開。宅配BOX不要説

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こんにちは。

じょりぱです。

 

今回は宅配ボックスについて、自論を展開してみます。

 

最終的な結論は宅配ボックス不要」です。

 

いや、いずれにせようちには導入する予算も良きスペースもなかったため、無理やり自分の中で納得するためだけの暴論なのかもしれません。

 

しかしながら一定の説得力もある気がしますので語ってみます。

 

もし迷っている方がいらっしゃいましたら一意見として参考にしてみてください。

 

ではいってみよー!

 

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まず、最初に、、、宅配ボックスをつける理由は何でしょうか。

 

・不在時に荷物を受け取れる

・宅配業者と対面する必要がない

・置き配が盗まれない

・雨の時に箱が濡れない

ダンボールが外に置いてあるままだとカッコ悪い

 

こんな感じ?

これらに対して一つ一つ私の意見を語っていきます。

 

 

・不在時に荷物を受け取れる

最近は置き配指定ができるようになってきました。置き配が指定できれば不在時でも問題なく荷物を受け取れます。

 

また、実は置き配を事前設定できない業者においても、ドアなど分かりやすいところに「配達ありがとうございます。荷物は○○に置いておいていただけると助かります。」みたいな札でもぶら下げておくと、かなりの率でその通りにしてくださいます。

 

これで問題解決ですね!

 

 

・宅配業者と対面する必要がない

こちらも置き配や上記のような札で問題解決。

 

もしピンポンがなっても

「ありがとうございます。ドア前に置いておいてください。」

って言えばよいだけです。むしろ家にいるときはタイムリーに受け取れますね。

 

 

・置き配が盗まれない

このメリットを感じる方も多いことでしょう。

しかし!ここで暴論爆発です。

 

宅配ボックス、設置にいくらかかりますか??

 

試しに代表的メーカーのリクシルさんで見てみましょう。 

 

 

 

 

10万前後もザラにあります。

 

そして質問です。

 

10万円分も置き配が盗まれることありますか??

 

勿論住んでいる地域や周辺の環境、特に人通りの多さにもよるかとは思いますが、基本的にそんなBIGなもの、或いは大量に盗まれたら事件です。

 

宅配ボックス云々ではありません。シンプルに警察案件。

 

つまり、、、安心のために、起こりうるリスクよりも高いお金を払ってしまっているのです!!

 

一般的に保険として払うべきお金は、

「起こる確率は低いけど、起こってしまったら取り返しがつかないほど大きいお金がかかる」もののみで良いというのはよく言われている内容です。

 

「起こる確率は低いし、起こっても大した額じゃない」ことに10万も払うのに違和感を感じざるを得ないのです。

 

と、考えると宅配ボックスにかけられるのはせいぜい1,2万くらいなもんでしょう。

しかし、今度は1,2万で買える宅配ボックスを見ると、、、

 

 

 

う~~~ん、箱!

箱の中に箱。

 

マトリョーシカやないかい!

 

 

・雨の時に箱が濡れない

玄関周りに屋根や庇があれば問題ありません。

 

 

ダンボールが外に置いてあるままだとカッコ悪い

これは一理あると思います。

ただ、ガジェット系YOUTUBERとかではない限り、ダンボールが玄関に置きっぱになっている時間なんて一週間のうち、ほんの数時間ではないでしょうか。

 

一方宅配ボックスは一生そこにいます。空の時もです。

 

どっちがカッコ悪い、或いは空間を圧迫しちゃっているでしょうか。。。答えは明白!

 

 

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以上の理由から私は

宅配ボックスは不要!

と判断しました。

 

ただし、今回の考察でもわかる通り、宅配ボックスが必要な方も一定数いらっしゃると思われます。

それは、、、

 

・集合住宅の方

・屋根がなく荷物が濡れる方

・人通りが多い場所に面している家

・玄関が直で道路に面している家

 

に該当する方あたりではないでしょうか。

 

逆に、上記に該当しない方、一度

宅配ボックスは本当に必要か?」

という問いかけを是非してみてください。

  

コスト的にも体積的にもそれなりに大きい宅配ボックス

 みんながみんな”必要”とは言えない気がします。

 

ちょこっと暴論ではありますが、いかがだったでしょうか。

是非、皆さんのご意見を教えてください。

 

それではまた。

 

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コーヒーで一服

こんにちは。じょりぱです。

 

学生の時からコーヒーを淹れて飲むのを大事な習慣としています。

 

休みの日の朝、ゆっくりと飲むコーヒーは格別。

香りを楽しみながら、

「ふ~~~っ」

と意識的にスローダウンします。

 

今回はホッと一息、コーヒーミルフィルターのご紹介です。


まずはコーヒーミル。

私が使っているのは誕生日プレゼントで嫁氏が買ってくれたKalitaのコーヒーミルです。

 

 

一回で無理せず15g程度挽けます。

大きめのマグカップ一杯にちょうど良い量!

 

豆はいったん挽いてしまうと、どんどん酸化して味が落ちていくため、できれば飲む直前に挽くと良いです。特に一袋200g使い切るのに一か月とか時間がかかる方。

 

挽きたての豆で淹れると味が全くと言っていいほど違います!だまされたと思ってやってみてください!


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矢印が描いてある部分をずらして中にコーヒー豆を入れます。

なんだか機関車の火室に石炭を投げ込むよう!

 

 

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今回の豆はCALDIのサマーブレンドです。

コロンビアの豆を中心にしたブレンドのようです。

 

 

基本的には私は酸味が苦手で、ひたすら苦い、深い、コクがある味を探し求めていますので東アジア圏、深煎り系が好みです。「チョコレートのような...」「ココアのような...」という表現の豆には飛びつきます。

 

が、あえて固定はせずにその時の気分で色々な種類を楽しむようにもしています!

今回のサマーブレンドもあえて嫁氏にランダムで買ってきてもらいました!

 

 

 

余談ですが、コーヒーの味は地域によってざっくりは分けられます。

 

 【各地域の特徴】

アフリカ:個性的な酸味。モカキリマンジャロなど

東アジア:苦味とコク。マンデリンなど

ラテンアメリカ:バランス。ブルーマウンテン、コロンビアなど

 

 

またどの程度煎るかによって味が変わります

浅煎り⇒中煎り⇒深煎り

の順に酸味が弱くなって苦味が強くなります

 

めちゃくちゃ基礎的なところではありますが、これさえ押さえておけば大きく外すことはないと思います。

 

 

さて、話を戻して、、、ミルに入れたコーヒー豆たち。

 

ハンドルを回しガリガリっと削っていきます。

これがなんとも心地よいです。無心でガリガリできます。

かかる時間はちょうどお湯を沸かすくらい。

 

ドリップ式で使用する場合、あまり細かく引きすぎると目詰まりするため、中挽き程度に抑えておきましょう。

 

挽いた豆をもう10年以上使っているelfo社 ゴールドフィルターに入れ、中蓋を載せます


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その上からまず、ちょびっとだけお湯を入れます。


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1minほど蒸らします。

 

そのあと3回程度に分けてお湯を注いでいきます。

中蓋に小さな穴が開いているので、そこまで几帳面にお湯を入れる必要はありません。 



コーヒーがドリップされたあと中蓋を取るとこんな感じ。

新鮮な豆だとこのように二酸化炭素が大量に放出され膨らみます

 

また上面に残ったものはアクなので、出しすぎに注意しましょう。

決して押し付けたり絞ったりしないように!(;´∀`)
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こうやって金のフィルターを使うのには訳があります。

①コーヒーオイルが抽出される。

②金だと変な金属臭が付かない

③長年使える(もう10年!!)

④紙ごみが出ず環境に良い

 

特にコーヒーオイルは風味にも影響します。

 

紙で淹れるとコーヒーオイルが紙に吸収されるため雑味がないスッキリとした味わいになるのですが、コク好きな私にはコーヒー豆が持つ油分、即ちコーヒーオイルが必要です。

 

コーヒーオイルは、淹れたあとに液面を良く観察すると、浮いているのが分かります。

はじめ見たときは

「あれ?マグカップ洗ってなかった??」

とか思うのですが見慣れると

「お、今回もおいしい油が出た(*'▽')」

となります。

 

 

ということで、わーわー言うている間に準備ができました。

 

 

コーヒーと言えばチョコ。

チョコドーナツといただきます!!!


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Have a good day!!!

 

それではまた。

 

 ↑同じものがもうないので近しい商品を。変なニオイが付かないので”ゴールド”フィルターがおススメです。

 

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植栽の打ち合わせ

こんにちは。じょりぱです。

 

上棟から約1ヶ月、順調に家の建築が進んでいる中、植栽の打ち合わせがやってきました。

 

設計フェーズが終わり、指を咥えて家が建っていくのを見守る日々だったので、何かを検討して決めるのは久しぶりです。

 

今回の記事では、

(1)植栽の打ち合わせ前の準備

(2)打ち合わせの内容

(3)参考文献

をご紹介できればと思います。

 

植栽の打ち合わせに関しては、私自信どんな準備をしてどんな会話があるのか全くイメージできず不安がありましたので、一例として、皆さんと共有できればと思います。

 

 

(1)植栽の打ち合わせ前の準備

何を準備していいかわからないなりに、まずはいつも通りリビングから見える景色のイメージを簡単な絵に落とします。

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↑こんな感じで リビングでくつろぐ際にどの窓からも緑が見れたらいいなぁ。。。

 

このイメージを頭の片隅に置きながら、どんな植栽が合うのか、この一年間で撮りためた写真をざーっと見直しながら考えます。

 

今回はその中でも、お気に入りのものを一部ご紹介。

 

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↑ネイエ高山モデル。この真ん中、一番背が高いのはユズリハです。普通はこんなにシュッとならずモサモサするのですが、ネイエ設計(と庭師の方)の手にかかればこんな美しい仕上がりに。

 


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↑別のエリアのお庭。冬にも関わらず、ユズリハアカマツなどが色味を加えており飽きさせません。

 

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ヤマモミジ(...多分)。赤みを帯びた翼果がとてもきれいですね。イロハモミジよりも葉が少し大きく、切れ込みが少なく丸っぽい印象があります。

 

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ユーフォルビア・ウルフェニー(...多分。ユーフォルビア・カラキアスはもっと背が高いらしいです) 黄~緑系の花がとてもきれいですね!

 

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アメリハナズオウ。きれいなピンクの花がびっしり付きます。あまり付きすぎると家には合わないかもしれないけどこのくらいにコントロールできたら素敵。

 

 

これらの写真と、皆様のブログと、本を読み漁って、好きな樹種とイメージを要望書一枚に落とし込みます。(おススメの本は後程紹介しますね。)

 

 

それがこちら!

 

 

ババン!

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見づらいので要点部分を書き出します。

 

【全体イメージ】

紫~青、黄緑の花が好き

障子にシルエットを映したい

冬も色味が欲しい

四季が感じられる庭

南の庭は余白多め

実がなるもの最低一つ

さり気ない花、下向きの花が好き

【高木】

アオダモ

イロハモミジ

アカマツ

【中木】

ツリバナ

ユズリハ

ナツハゼ

【低木】

コムラサキシキブ

ヤマアジサイ

 

こんな感じです。これにて準備万端!?

いざ、打ち合わせにGOです。

 

 

 

(2)打ち合わせの内容

果たして外構の打ち合わせってどんな感じなんでしょうか(;´・ω・)

 

多少の不安を抱えながら、これをもっていざ打ち合わせへ。

 

打ち合わせは建設中の敷地内で立ったまま行われました

 

正直

「どんな庭がいいですか?」

ってざっくり聞かれるのかと思っていたのですが、

 

なんともう庭師さんのイメージができちゃっていました!

 


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東の庭は沢辺を切り取ってきたかのようなイメージで割栗石ではなく、少し細かい河原砂利が敷かれ、木はアオダモブルーベリーをメインに置きます。景石まで入ってるとは!嬉しすぎます。

 


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南の庭は東から順にソヨゴブルーベリーシデノキでした。常緑と落葉、或いは高さが上手い具合のバランスで配置されています。

 

 

ブルーベリー2本、異なる種類を近場に植えておくとよいと聞きますがこのように東と南の庭に一本ずつ、、、みたいな感じでも良いんですね!

 

いや、めちゃくちゃ良き。

 

 

 

一通り説明を受けたあとに、何かご希望などありますか?と聞いてくれたので、準備していた要望書をお見せすることに。

 

するとかなり好感触!

 

庭師の方もうん、うん、と頷きながら読んでくれました。

 

確かにご提案内容と要望書の【全体イメージ】を比較すると

 

障子にシルエットを映したい⇒東のアオダモ、南のブルーベリー

四季が感じられる庭⇒ブルーベリー、シデノキ

南の庭は余白多め⇒できてる!

実がなるもの最低一つ⇒むしろほぼ実がなる木w

さり気ない花、下向きの花が好き⇒ブルーベリーの花は下向きのカワイイ花!

 

と既に同じ方向性で作ってくださっていたことが分かります。

(まぁ基本的な内容なのかもしれないけど、、、( `ー´))

そして

 

南の庭にあるソヨゴ⇒ユズリハに、シデノキ⇒モミジに変えても全く問題ないよ!と言ってくれましたので、ソヨゴ⇒ユズリハの変更のみお願いしました。

 

 

これにて、

 

冬も色味が欲しい⇒ユズリハに!

 

もクリア。

 

なお、シデノキはそのままで、赤い花と小さい葉が特徴的なアカシデに種類まで指定させてもらいました。

 

そして最後の

 

紫~青、黄緑の花が好き

 

は下草を選ぶときに要望書を参考に選びますね!と言ってくださったので安心してお任せです。

といった感じでなんと1時間もしないうちにサクッと打ち合わせ終わってしまいました。密度はとても濃かった。

 

 

ちなみに要望書も素人なりに作って置いてよかったと思います。

 

理由は

・要望書を作る際に色々勉強するため、庭師さんの言っていることが理解できる

・ここまで勉強したぞ!という態度を示すことで、庭師さんに信頼してもらえる

・こちらが好きな傾向を伝えることで、これから決める下草などの方向性を示すことができる

などがあげられます。

 

やはり何事も人対人。良いものを作っていただくには、こちらも努力せにゃいけません。

 

それにしてもおかげさまでめちゃくちゃ良い庭ができそうです。

これにてまた一つ楽しみが増えました。

 

 

(3)参考文献

最後に要望書を作った際に参考にした参考文献をご紹介します。外構の本は写真が多い方が分かりやすいためどうしても値段が高くなってしまうのが玉に瑕ですね、、、(;´∀`) 以下に示す本はどれも自信をもっておススメいたします。

 

 ↑ご担当くださった庭師さんの師匠が書かれた本だとか。綺麗な写真と分かりやすい章立てでまとめられた素晴らしい本です。

 

 ↑有名な本。85のアイデアがあり必ず学びがあります。マストバイ。

 

↑ただの図鑑ではなく、どういう木と合わせると良いかなど、レイアウト方法まで解説しているため、植栽計画の際に重宝します。 

 

 

 

ということで今回は植栽についてでした。

 

植栽については、私もそうでしたが、準備や打ち合わせの内容などイメージしづらい部分が沢山ありました。あくまでも一例ではありますが、本記事がこれから打ち合わせをされる方の参考になれば幸いです。

 

それではまた。

 

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椅子の勉強 〜アアルト展@兵庫県立美術館〜

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兵庫県立美術館

 

こんにちは。じょりぱです。

 

今回は先日、安藤忠雄さん設計の兵庫県立美術館にて開催されていた”アイノとアルヴァ二人のアアルト展”の様子と、椅子に関するオススメの本をご紹介したいと思います。

 

 

 

まずは兵庫県立美術館について。

日本を代表する建築家、安藤忠雄さんの設計です。

 

あの光の教会も、

あの地中美術館も、

あの表参道ヒルズも、

あの東急東横線渋谷駅も、

あの新国立競技場の審査委員長も、

全て安藤忠雄さん。日本を代表しまくりな方です。

 

さてさて、兵庫県立美術館をみてみると、やはりずばーーーっと海に向かって張り出した大きな庇が特徴的

とんでもないサイズなのに低重心かつ軽やかな見た目。海との相性も抜群です。


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真夏日でも大きい庇がしっかりと日陰を作ってくれています。

 

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安藤忠雄さんが寄贈した青春のシンボル「青いりんご」 

青いリンゴを見ると条件反射的にthe Beatlesが頭をよぎるのは私だけ?


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↑真ん中の階段 海外にいるかのようなダイナミックさです。

 

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↑内側もとてもモダンです。吹き抜けの高さは驚愕の16m!

 

 

 

こんな素敵な兵庫県立美術館の中で2021/07/10~08/29まで行われているのが”アイノとアルヴァ二人のアアルト展” フィンランドを代表する建築家夫婦です。

 

 

 

ここからはアアルト展の様子。なんと写真撮影OKでした!

 

アアルトの作品で最も有名なのがこれ!
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↑パイミオ・ラウンジチェア「No.41」

 

アアルトが結核患者の療養所のためにデザインした椅子です。勿論椅子だけではなく建物から細部まで、全てデザインしています。「病院全てを医療器具にした」とのこと。

 

その中でもとりわけ有名なNo.41ですが、成形合板による曲線美が特徴的です。実際に展示場ではどうやって成形合板が曲げられているのか、細かく説明してありとても興味深い内容となっていました。


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↑42アームチェア

 

こちらはカンチレバー構造、即ち片持ち構造の椅子。カンチレバーの椅子は座ると独特なしなやかさで体を受け止めてくれるためとても気持ちが良いです。

 

展示場出口の近くにも実際に体験できるアールトのカンチレバー椅子がありました。

強度を体感するためオードリーをやりたくなりますがそこはもう大人なのでグッとこらえます。

 

( 。。。ピンとこない方は是非オードリー 椅子”でググってください。すぐ出ますw
IKEAのあれもカンチレバー構造の椅子ですね。)

 

 

最後の展示作品はなんとアルヴァ(夫)が描いたアイノ(妻)の亡くなった時のスケッチ。アイノは54歳という若さで亡くなってしまっているんですね。。。

 

スケッチからは、哀しさ、愛情、今後の不安、お疲れ様!というアイノへのメッセージなどが伝わってきてつい目頭が熱くなってしまいました。

 

 

SHOPに入るとこんなかわいいミニチュアが。

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↑アールトのもう一つの代名詞。スタッキングスツール「No.60」

 

こんなの見ているとついつい何かを買いたくなってします。憎い演出です。

 

 

 

さて、最後に本のご紹介

 

今回このアアルト展に行ったのは、この二冊の本を読んで椅子により興味が出たからに他なりません。


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 どちらもとても面白い本でした。

 

 

【名建築と名作椅子の教科書(写真左)】

建築家がごとに見開きとなっており、左ページに椅子の写真右ページに建築の写真と解説という構図です。椅子と建築の共通点を考えることにより、建築家の特徴がよくわかります。時代背景なども解説されてありより広い視点で椅子を学ぶことができます。

 

ちなみにこの本、安藤忠雄さんの椅子”ドリームチェア”も載っています。
この表紙にもありますよ!わかりますか?

 

 

 

正解は上から二段目、右の正面向いている椅子です!

 

 

 

 

【世界の名作椅子 ベスト50(写真右)】

左ページに解説右ページに椅子の写真が載っていてとても読みやすい本です。歴史順に紹介されているため、椅子がどう変遷してきたかもよくわかりGOODです。よくもまぁこんなに色々考えたなぁと感心しますw

 

 

今回ご紹介したどちらの本にもアアルトのNo.41は載っていました。それだけ世界に影響を与えた椅子なんですね!生で見る機会があって光栄でした。

 

 

 

 

建築や時代背景などとともに広く学びたい方には【名建築と名作椅子の教科書】を、

 

美しい写真と共にさくっと椅子を学びたい方には【世界の名作椅子 ベスト50】を、

 

それぞれおススメしたいと思います。どちらも大変良い本でした。

 

 

 

 

ということで、今回は兵庫県立美術館、アアルト展、椅子の本紹介の三部作。

 

 

楽しんでいただけたら幸いです。

 

 

 

ちなみに私が家が導入した椅子はこちらのRAMSです。ブランドものではないですが、デザイン、杢目、つくり、どれをとってもとても素晴らしい椅子です。

椅子つながりでリンク貼っておきます。まだの方は是非!

joripa.hatenablog.com

 

 

 

それではまた。

 

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オーダー家具の世界


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こんにちは。じょりぱです。

 


ついにヒダコレこと飛騨コレクションでのオーダーが終了しました。

 

ダイニングテーブル、チェア、ソファ、ベッド、、、結局蓋を開けると家のほぼ全ての置き家具がヒダコレ産に。

 

 

飛騨高山にある一枚板・無垢の家具を制作販売 お客様と一緒に“考える・つくる・なおす”『飛騨コレクション くらしの制作所』 (hidacolle.com)

 

 

自分たちも正直ここまでやり切るとは思いませんでした。

 

家具屋巡りをしていたある日に起こった、ふとした出会いが無ければオーダー家具なんて考えもしませんでした。

 

しかし一歩足を踏み入れると良いことずくめの素晴らしい世界。確かに家をオーダーで作るんだから置き家具もオーダーで作ってなんらおかしいことはありません。

 

そこで今回はオーダー家具をやりまくった私が感じたことを、

 (1)オーダー家具のメリット/デメリット

(2)オーダーの仕方

(3)我が家における各家具の検討内容

の三本立てで書いていきたいと思います。

 

この記事を読んでくださった方、今後家具を検討する際、

”オーダー家具”を選択肢に入れていただけると幸いです。

 

それではいってみよ~~~

 

 

(1)オーダー家具のメリット/デメリット

まずはシンプルにオーダー家具のメリット/デメリットについて。

 

メリット

・生活スタイルに合わせられる

・体格に合わせられる

・材質を合わせられる

・部屋の形に合わせられる

・愛着が湧く

・打ち合わせを通して自分達を見つめなおせる

 

デメリット

・ブランド的価値がない→良い売り値がつかない

・値段が高い

・打ち合わせ、要望が必要

 

こんな感じでしょうか。

やはり”合わせられる”のが一番の強みだと思います。

 

一方で、 お金的なところに不利に思える側面があるので少し補足します。

 

 

まず最初に、ブランド的価値がないことについて。

 

ブランド家具のコレクターや、家具の売り買いを頻繁にされる方にはあまりおススメしません

 

オーダー家具は基本的に再販時に値段がつけられないので、どんなに良いものでも販売時には二束三文になる可能性が高いからです。

 

それ以外の方であれば検討の価値大です!

 

 

次に購入価格について、これは考え方によっては安いと言えます。

 

まず、オーダー家具は良質な無垢材で作ることが多いので、半永久的に使えます

 

使えば使うほどエイジングにより色味が良くなっていきますし、仮に傷がついてもヤスリをかければよいので問題ありません。

 

一方突板、或いはシートで覆われた家具は消耗品です。時間とともに表面が剥がれたり、変色したり、内部の材が見えてきたりします。これらはどこかのタイミングで買い替えることになるでしょう。

 

消耗品の家具を3回買うかわりに良い品質の家具を1回買って大切に使う。そう考えればあのニトリにだって対抗できます!!(暴論?w)

 

 

そして、○○木工、○○家具などと名前が付きかつ、無垢材でできたブランド家具たちと比べると、オーダー家具の方が普通に品質も良く、かつ安かったりします。

 

 

なぜ安いかというと、ブランド料金、人件費(関わる人の数)、宣伝費などが大きく異なるから。ヒダコレにおいてはざっくり三分の二くらいの価格イメージです。

 

かく言う私もブランドの家具屋巡りをしながら「良いものは高くて買えないな~~」って思っていたらヒダコレに出会えた訳なので、間違いありません。

 

 

 

(2)オーダーの仕方

オーダー家具というと

明確に何か作りたいものが無いとオーダーする資格なし!

なんて感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、むしろゼロからお願いするのはなかなかレアです。

 

もっと気軽に、

「このメーカーのこれが好きなんだけど座面をちょっとだけ高くしたい、、、」

とか

「木を国産材にしたい」

とか

「2つくっつけられるようにしたい」

 とか

「この壁に何かしら収納をつくって炊飯器と電子レンジとトースターを入れたい」

とか

そんなレベルのもので十分なのです。

 

 

例として私がお願いした内容を上げてみます。

 

・ソファ:広松木工のFREXソファ(クッション等込みで50万!)が良いけどなんとかもっと安くできないか

・ソファテーブル:FREXシリーズのやつを横長ではなく縦長にしたい

・ベッド:お店にあるベッドを二つくっつけられるようにして杢目を通したい

・ナイトテーブル:ベッドの見た目に合わせたい

・TVボード:PS4やりたい(=リモコンの赤外線が通るようにしたい)

 

個人の趣味で勝手に細かい検討はしたものの、ざっくり要約すればこんな程度です。

 

第一歩としてはこれで十分なのです!

あえて要望パターンを一般化すると、

・「市販のこれが好き、、、だけどこの部分があと一歩!」パターン

・「この部屋にピッタリ収まる家具が欲しい」パターン

・「こういう生活スタイルにドンピシャ合う家具がないからどうにかして」パターン

・「(既存の)この部屋、この家具に合うように作って」パターン

とか、、、そんなもんな気がします。

 

そうやって聞くと結構気軽じゃないですか??(*'▽')

 

 

敢えて言うと、、、

色々打ち合わせをしていると、家と一緒で勝手に”こだわり”なるものが湧き出てきますよ( ´∀` )

 

 

 (3)我が家における各家具の検討内容

冒頭でも述べましたが、我が家ではメインの置き家具はすべてヒダコレでオーダーすることになりました。

 

※いくつかの家具はオーダーではなく、現品限りのものを見て購入しています。

 

それぞれどんな検討をしたか記事がありますので、リンクを貼っておきます。まだご覧になられていない方は是非ご一読ください!

 

 

ダイニングテーブル:ブラックチェリー

joripa.hatenablog.com

 

ダイニングチェア5脚:ブラックチェリー 

joripa.hatenablog.com

 

TVボード:山桜 

joripa.hatenablog.com

 

ソファ(腰クッション、ヘッドレスト付):オーク

 ソファテーブル:オーク
joripa.hatenablog.com

 

 

ベッド2台:クルミ

ナイトテーブル2台:クルミ 

joripa.hatenablog.com

 

スツール:ブラックウォールナット


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改めて、すごい量ですね。

 

ここまで全部やるとさすがに絶対値として安くはないですが、コスパは抜群。

大切に、末永く使わせていただこうと思います。

 

 

オーダー家具、、、本当にラッキーな出会いから始まった素晴らしい世界。

一人でも多くの方に知っていただきたいと思います。

 

 

以上、楽しんでいただけましたでしょうか。

スター、コメントなどお待ちしております!

 

それではまた。

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