水彩画 ~その①:壁に世界で一つだけの絵を~
こんにちは。じょりぱです。
今回は私の趣味の一つを紹介します。
水彩画です。
まだ初めて間もないのですが、練習をしていたプロダクトデザインの延長線上として数年前から手を出してしまいました。
水彩画は老後の趣味だと思っていたのですが、いざやってみると楽しい楽しい。。。
一番びっくりしたのが水彩画って実はスピードがいるというところです。
Wet in Wetなんて技法があるのですが、要は乾かないうちに色を混ぜていくこと。気を抜くとすぐに乾いてしまうので勢いよくバンバン色を乗せていきます。
水の力で勝手に色が混ざっていく。人ではコントロールしきれない部分を楽しむのが水彩画です。なんだかとても良いですよね。
最近は本当に良い時代になったものでYOUTUBEで多くの教材動画が上がっております。
その中でも特に私が参考にさせていただいているのが、柴崎先生
Watercolor by Shibasaki - YouTube
いつも動画を見ながら勉強させていただいております。
先生は実写のような絵ではなく、水彩画の特徴を最大限生かした絵を描いてらっしゃいます。
すなわち、スピード感があり、鮮やかさがあり、強弱があり。
見ていて飽きることがありません。
今回はそんな柴崎先生の動画を見ながら下手くそなりに私が描いてみた作品たちを紹介したいと思います。
こんな感じです。
現実的には存在しないようなアグレッシブな色使いですが、これには深いわけがあります。
なんと補色の関係を使っているんですね!
黄色を強く見せるために青を。
緑を生き生きとさせるために赤を。
色の知識はこういうところにも役立ちます。
上手に補色を使うと絵の中の太陽が眩しく光り始めるから不思議なもんです。
すべての知識がリンクしてきて楽しいですね(^_-)-☆
(=なので是非カラーコーディネートの記事も読んでみてください!w)
勿論写実的な絵も素敵なのですが、こうやって現実世界にはないものを”絵”で表現する。これこそ絵を描く醍醐味だと私は思うのです。
頭の中にあるイメージを紙に描き起こす。いやいやさらにその過程で水が勝手にアレンジをしていく。
「おぃおぃそっちに流れてったか!」
そんな紙や水との会話を楽しみます。
とは言ってもホンモノと比べるとまだまだ足元にも及ばないのですが、、、少なくとも楽しいと思える程度には描けるようになってきました。この記事を読んでしまったそこのあなた、是非一緒に始めてみませんか?
(ちなみに最後のやつは STRANDED DEEPというゲーム画面を絵にしていますw
ご存じの方いらっしゃるかな。。。)
新居にはこれらを額縁に入れて壁にかけたいと思っています。
それぞれが世界で一枚しかない、特別な絵です。
話によると良い額縁にいれると大抵の絵は上手く見えるとかwそれなら恥ずかしがる必要もないはず!
ところで、、、
絵は設計者にとって「言葉」の一つです。
家の打ち合わせの際、言葉で
「あそこがああなってこうなって。。。」
なんて言ってる間にパッと絵を描けば一発です。
是非皆さんもハウスメーカーの設計者さんと打ち合わせをする際、”絵での会話”にチャレンジしてみてください。うまい下手関係なく会話が弾むと思います。
設計者側の立場で例えると、、、
”日本語を一生懸命話す外国の方に会う感じ”と同じでしょうか。
お!あなたもこの言葉使えるのね!!っていう喜びです。
。。。伝わりますか?w
部屋の絵を描く場合は、”パースの描き方”として簡単にまとめた記事がありますのでまだの方は是非そちらをご覧ください。
水彩画はさすがに1~2時間くらいかかりますが、記事に載せたようなパースであれば一枚5~15分程度で描けますよ!
次回から設計者と会話をするときにはスケッチブックを持って絵を描きながら、、、なんていかがでしょうか?
一回一回の打ち合わせがより楽しくなりますよ(^_-)-☆
それではまた。