こんにちは。じょりぱです。
水彩画シリーズ第二段!
前回は私の趣味の紹介として上げましたが、今度はもう少し切り込み、色という観点から考察してみたいと思います。
水彩画の基本は
・近距離を濃く詳細に、遠距離を薄くシンプルに
・日向を明るく暖色に、日陰を暗く寒色寄りに
なのですが、それだけだと"写実的でキレイな水彩画"ができます。
そこにアート感を出すための一手として使えるものの一つが色です。
以前、色の記事でも書いたとおり、補色の関係を使うことでお互いを引き立て合う効果をだすことができます。
例えば青の影と黄色の光などで補色関係を利用することでお互いを引き立て合い、より暗い影に、より明るい光にすることができます。
百聞は一見にしかず。
以下の作品をご覧ください。
(下に行くほど段々明度差が強くなっていきます。)
補色の効果により、光がより光りますよね!←語彙力
緑と赤の関係も有効です。
自然を描く際は緑が植物であることが多いため、赤は人工物に使うとその対比も出て効果的でしょうか。
私が水彩画を描く際、気を付けているのは現実の色を再現することではなく、一度頭に入れたものを解釈し提案することです。
そうすることにより、よりシンプルに美しく、メッセージ性が高い絵になりますよね。
いかがでしょうか?
楽しんでいただけたら幸いです。
それではまた。