【施主ブログ】 じょりぱ 自然素材の家

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じょりぱです。ネイエ設計さんと和モダンな家建ててます!

細部に神は宿る〜スイッチ業界の神〜

 


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こんにちは。じょりぱです。

 

「細部に神は宿る」

 

ドイツ建築家のミース・ファン・デル・ローエの言葉として有名ですね。(諸説ありそうですが、、、)

 

今回は細部の1つとして重要なスイッチについてです。

 

この業界、日本にも神がいます。

 

 

 

 

""保電器さんのNK SERIE。

 

 

 

 

  

、、、なんだシャレか😩

なんて言わないでw

 

騙されたと思って最後まで読んでってください。

 

NK SEIRE、こういう見栄えです。 

 

 

 

キレイですよね。 最近インスタなどでもよく使われているようでご存じの方も多いかと思います。

ポッチやマーキング等余計な面がないので非常にスッキリした見栄えになります。

 

 

ちなみにですが、30年前間使用した後の普通のスイッチはこうなります。。。


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面の凹凸があるところは綺麗に(?)黒ずんじゃってますよね。毎日指で触るのでどうしてもこうなってしまいます。綺麗な面だと汚れづらいし、手入れもしやすい!ということで色々メリットがあります。

 

スイッチに気を使うことで空間全体のスッキリさが大きく変わってきますので要チェックです!

 

 

 

また、スイッチは配置にも考察ポイントがあります。

 

まずはスイッチの高さ。スイッチ位置を低めに設定することで空間の重心を下げることができます。アパートなどのスイッチ位置は120cmなんてのもありますが、これを100cmとか90cmくらいまで下げていくとあら不思議。なんと錯覚で天井が高くなっていくんですね!!

 

また、ドアノブ高さなどと位置を合わせることで空間全体の統一感、シンプルさなどが出てきます。最初はスイッチ低く感じるかもしれませんが、よく考えるとドアを開けるときとスイッチを押すときの手の高さも常に同じほうが楽なんですよね。

 

造作が得意なハウスメーカーさんなら早めに伝えておけばこういった変更ができるかもしれません。

 

このような"設計的工夫"はある意味タダです。どうせスイッチはつくんだからお金はかかりません。お金をかけずに空間をスッキリさせたり天井を高くしたりする。設計の真髄です。

 

ちなみに更にこだわると、電源OFF時にすべてのスイッチが一定方向になっているように複数箇所でのスイッチ操作をできなくさせる、なんて技もあります。

ここまでくると変態の域です。

 

LDKや階段などでそれをやると使いづらくなっちゃうので私はやめときました。。。けど潔癖な方は検討価値アリですよ。

 

以上、

なかなかマニアな話でした。

 

 

楽しんでいただけましたら是非スターを!

参考になれば幸いです(^_-)-☆

 

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ウッドコーンのスピーカー ~スピーカーもやっぱり木が最高!~

こんにちは。じょりぱです。

 

自然素材大好きな私ですが今回はスピーカーのお話。

 

我が家では木のスピーカーを使っています。

ここでも木にこだわる!!

 

具体的にはこれ。 

 
ご存じの方も多いと思いますが、JVCケンウッドから出ているウッドコーンシリーズの一つ、EXS55-Tです。
 
 
このウッドコーンシリーズ、要はスピーカーのコーンのところが木でできているのですが、何しろ音が気持ちいい!!! 

 

 

実は私じょりぱ、ちょい古めな洋楽を好んで良く聞く質でして、QUEENの生粋のファンであります。学生時代はバンドを組んでQUEENのギタリスト、ブライアンメイの愛器レッドスペシャルを掻き鳴らしておりました。

 


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レッドスペシャル(右)

 

QUEEN、そしてレッドスペシャルが好きな理由の1つは音。ブライアン自作の弦びよびよギターを6ペンスコインのギザギザを利用しながら弾くというオリジナリティーMAXな手法で他のギタリストとは一線を画す独特なサウンドを生み出しています。

 

その独特なサウンドをあえて一言で表すと”有機”とでも言いましょうか。バイオリンの音に近いなんて言う方もいらっしゃいます。

 

中実なソリッドギターのように見せかけて、実はボディ内の空間で音が膨らんで出てくる。固さと柔らかさを同時に持ったような不思議な音色です。

 

...とまぁQUEENを語り始めると長くなってしまうのでこの辺にしておきますが、何が言いたいかというと私は有機的な音が好きということです。

 

 

 そんな私が長年にわたるトライ&エラーを重ねて遂に出会ったスピーカーがこのウッドコーンシリーズ。 

 

昔から様々なメーカーのスピーカーを試しはしたのですが、この音を聞いた瞬間に鳥肌が立ち、今までのスピーカーの音はなんだったのかというくらいハマってしまいました。

 

このスピーカー、”音が精密でクリア”とか"解像度が高い"とかそういった類の音ではなく、その場で弾いている音そのものなんです!!

 

よく考えたらウッドコーン、すなわち木の振動から生まれる音、それって楽器そのものです。

 

あの弦楽器の弦が擦れる音、打楽器のずしっとお腹にくるような音、まさにライブでしか味わえないあの感じが出てるんです。

 

好きなレッドスペシャルの有機的な音もしっかりと目の前で弾いている。

 

他のメーカーが音の解像度でしのぎを削っている中、このシリーズはその場で弾いている音を出すことで全く異なる世界観を作ってしまいました。恐るべし。

 

ちなみに今更ながら機能については

・CD

Bluetooth

・ラジオ

・外部入力

などの基本的機能はついていて、ハイレゾにもちゃんと対応しています。

 

あんまりカッコよくはないですがリモコンもついているので遠隔での操作も可能です。

リモートワークが増えている中、音楽は欠かせないですよね!働き方改革働き方改革っと←

 

 

昨年あたりにこのような新型の商品も出ているようです。

 

All in oneとなったことでデザインや清掃性が大幅UP!

 これ、今めっっっっっっちゃ欲しいです(´;ω;`)

 

安くはないのでお金貯まったら買おっとw

 

最後に見た目についてですが、このウッドコーンシリーズ、木を全面に押し出した意匠なので和モダンな家にもバチッと合います。(もちろん洋風の家にも。)

スピーカーまでしっかりとインテリアになってくれる。そんな一品です。

 

以上、参考になれば幸いです。

 

というか今度家電屋さん行ったら皆さん是非聞いてみてください!!最悪YOUTUBEでも良しとしましょう。

ウッドベースの音なんてたまらんですよ🤤

 

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↑こんなの貼って買ってくれる方はいらっしゃるのだろうか...w いやいや全然買わなくて良いので単純に一人でも多くの方にこのギターを知ってもらいたい!

 

照明計画のススメ

こんにちは。じょりぱです。

 

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照明

 

設計フェーズも終わりに近づいたときにやってくる照明計画。

 

もうひと踏ん張りとはわかっていながらコンセントも考えなきゃ、、、となってなかなか気が回らない部分ではないでしょうか。

 

今回はそんな方にむけて1つおススメを紹介したいと思います。

それはタイマー機能付照明人感センサー付照明について。

  

皆さん意外とこれらはコストがかかるからやめとこうなんて断念してたりしませんか?

  

例えば、庭や玄関の照明。

 

「まあ頑張って自分でつけたり消したりするか」

なんてその場は言って普通のスイッチにしたりしていないでしょうか?

 

先に言っておきます。

絶対にやらないです!!!

 

いや、最初の数年はやるかもしれません。

 

けど子どもが産まれて新築の喜びも忘れた頃、毎日玄関や庭の照明をつけるかと聞かれるとほとんどの方がNOだと思います。

 

家の実家の庭にも石塔がありましたが、ちゃんと光っているのをみたのはがガキンチョだったあの頃のさらに特別な日くらいなもん。

 

そこでおすすめなのが、タイマー機能付照明です。これなら一度設定してしまえば特にスイッチを触ることなくいい時間になったら付いていい時間になったら消えてくれます。

 

もうここまでで予算を大幅にオーバーしてしまっていて1円でも増額したくない気持ち痛いほどわかるのですが、発想を転換してみましょう。

 

すなわちコスト/チラ見量(1チラ見あたりのコスト)で考えるのです。

 

・わざわざ庭に木を植えたけど平日の夜は暗くて全く見ない

とか

・わざわざ庭に照明をつけたのにしばらくたったらつけなくなる

とかだったら

・タイマー機能で照明をたいて毎日帰り際にちらっと見る

のほうがコスト/チラ見量は安くないですか?

 

 

玄関や廊下の照明も同様のことが言えます。

 

間取りにもよりますが、照明つけなくても何とかなる空間だったらそのうちつけなくなる照明とかってありますよね。そういう部分には人感センサー付照明がおススメ。

 

例えば玄関。

平日夜疲れて帰ってきてLDKに直行する場合、玄関の光をつけない方も一定数いらっしゃるのではないでしょうか?

 

或いは廊下。

夜寝る前、寝室に向かうとき照明スイッチが遠いから廊下を手探りで部屋に向かっていく方いらっしゃるのではないでしょうか?

 

それなら人感センサーでパッと照らしてくれたほうが照明としての機能が使えていますよね。なんか家がおかえり!って言ってくれているようで疲れた心も癒されます。

 

人感センサーの場所は外出時に消したかどうか確認する必要もないですしね。

 

 

ちなみに、ちょっと注意したいのはトイレの人感センサー。

 

私みたいに一生トイレで動かずにYOUTUBEを見ているような人はセンサーから人として認定されず 照明を落とされてしまいます。そういう方はトイレに人感センサーつけるの注意です。

 

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トイレ

 

 

 さてさていかがでしょうか?

 

皆さんは後悔したような照明場所ありませんか?

 

これからの方、是非参考にしてみてください。

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ウッドデッキは いるのか いらないのか

 

こんにちは。じょりぱです。

 

みんな大好きウッドデッキ!

 

でも果たして本当に必要でしょうか?

 

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一人焼肉

 

ネイエ設計さんに我が家の図面を引いていただいていた約半年間、私の思考回路は

欲しい!⇒やっぱりいらない⇒あ、やっぱりいる

でした。それぞれ何が起こった考察してみます。

 

①欲しい!期

ハウスメーカーさんやネットの情報を見ると「夢のウッドデッキ!」みたいな言葉を頻繁に目にします。

ウッドデッキの上でBBQ! とか  

ウッドデッキの上でお昼寝! とか

い~~~な~~~いつかそんな暮らしをしてみたい~~~

ということで安直に欲しい~~~~~~って言っていました。

 

②やっぱりいらない期
本気で我が家を立てるべく情報を集めていたあの時期。調べれば調べるほどウッドデッキいらない説が強くなっていきました。

・ウッドデッキでBBQやるのは結局最初の1年くらい

・ウッドデッキの耐久はもって10年くらいとか

・花粉症持ちがウッドデッキの上で寝れる季節っていつよ?

・ウッドデッキ作るのだってタダじゃないんよ

・比較的耐久性が高い樹脂製のウッドデッキはやっぱり樹脂っぽい見栄えが...

・夏は表面が暑くなりすぎて乗れん!

とか。こんな感じの情報を色々みてたら

「まぁ金出してまでやるもんじゃないな...」

なんて思い始めました。

 

③あ、やっぱりいる期

ある日、住林さんの完成見学会にお邪魔したとき、庭から家を見た景色に違和感を感じました。

「なんか家が高い!」

あ、値段のことじゃないですよ。物理的に高く感じたんです。

 

その理由は基礎がガン見えしてたこと。掃き出し窓があるのにウッドデッキがないと結構な段差(600mmとか?)になるのでした。

 

その時気づいたのです。あ!ウッドデッキって縁側なんだ!!と。

 

 

ウッドデッキの大切な役割として物理的に上(室内)と下(室外)をつなぐ場所であるという理解ができた瞬間でした。

 

また、ある日地元の工務店さんのお宅見学会に行った際、庭を見てなんとなくいいなぁなんて思った時がありました。

 

よく考えるとその理由がまさにウッドデッキだったんです。室内から見たときに床が窓の外にもそのまま伸びて、ゆるやかに庭に溶け込んでいくように思えたんです。

 

そこの施主さんは「ウッドデッキ別に使わんねぇ」なんて言っていましたが、いやいや実は毎日景色として見ているんだ!ということに気づいたのでした。

 

改めて、ウッドデッキの役割として視覚的にも内(室内)と外(室外)をつなぐ場所であるということを確認した瞬間でした。

 

 

ということで、最終的な結論として、私はウッドデッキを「次世代縁側だ!」と認識することによって和モダンを目指す我が家にも「必要!」という判断をくだしたのでした。

 

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縁側

 

無理してBBQをしなくてよい。

無理して寝れるくらいの大きさにしなくてもよい。

 

掃き出し窓から人が外に出る際の足場になって、

床が室内から庭に向かってゆるやかにつながっているように見えて、

たまには座って飲んだり食べたりしながら足をぶら~んとできる

というだけで十分に役目を果たしているのです。

 

このマインドセットが採用を悩んでいた私の気を楽にしてくれました。

 

 

ちなみに余談ですが、身近の友人に20畳を超える巨大ウッドデッキを作った方がいます。今はリゾート地よろしく外用のベッドやソファを置いて週末は近くの竹林を見ながらお酒を飲んでいるとか。くぅ~~羨ましい!

 

彼が数年後もそんなことをしているかは分からないですが、少なくとも今は全力で楽しんでいるよう。子供ができたら遊び場にもなりますしね。巨大なウッドデッキ、、、それはそれで良いですね!

 

 

以上、参考になれば幸いです。

 

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障子の美しさ

こんにちは。じょりぱです。

 

今回は和モダンに欠かせない障子について、書いていきます。

 

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障子 陰影

 

・障子の光〜透過と反射〜

障子と聞いて浮かぶイメージってやはり外からの日を和らげて光るあの懐かしい感じですよね。

 

障子の得意技は光を操ること。入ってきた光を受け上手に透過、拡散させることでまるで面全体が発光しているかのように見えます。

 

障子の向こう側にある木の影などをちらちらと影絵のように映し出してくれるのも素敵です。

 

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障子 木の影

 

 

個人的にはやはり障子は光を楽しめるもの。シーリングライトでビカビカに光っている部屋では良さが半減してしまいます。ここでも陰影礼賛。実家の障子は味気ないけど、昔のお屋敷などでは障子がとてもきれいに光ってる、なんてことよくありますよね。

 

また実は障子は白の平面でできていることもあり光の反射も得意分野です。夜になると今度は室内の照明を反射して面発光のように明るくなります。これにより照明効率をグッと上げることができます。

 

 

 

・障子の紙

障子の紙には様々な種類がありますが、大きく分けて強化紙か樹脂の2通りと言えるでしょう。

 

紙は上記に書いた面発光のように光ります。結構眩しいくらい明るいです。これが紙だと特に顕著。言いすぎかもしれませんが、効果的に配置することでカーテンと違い照明としても使えます。デメリットは経年劣化し、破れることでしょうか。

 

樹脂系のものはワーロンを代表に様々な種類がありますが、全体的に紙と比べて光がボヤッと柔らかくなります。これが良いか悪いかは完全好みだと思います。

水拭きができる、丈夫、燃えにくいなどの強みがありますがその分初期投資が少し高くなります。

例えば小さい子やペットがいる家庭などではワーロンのほうが破られる心配が少ないと思います。

 

・障子の断熱性

実は障子、断熱性に優れています。

 

まず、カーテンと異なりピシッと端から端まで窓を覆うことができます。断熱の絶対条件であるカバー率、これはかなり完璧です。

 

次に断熱を考える際にキーとなるのが空気層です。熱を通さないためには空気の層を間に持つことは非常に大事なファクターです。二重サッシ窓も同じような話です。(中に空気ではなくアルゴンが入っていることもありますが、、)それを考えると障子を閉めると自動的に窓との間に空気層が生まれるんですね。普通は断熱材としてセルロースやウレタンの吹付けなどを行って空気層をつくりだすのですが、ある意味障子はピシッと閉めればもうそれで空気層が自動生成。

 

たまに障子開けるとその裏の空間がめちゃくちゃ、暑いときとかありませんか?間の空気層が働いている証拠です!

 

また、枠や格子の素材として使われる木は調湿効果があるため快適な空間を作り出してくれます。

 

・障子の格子デザインと和モダン

障子の格子デザインについては無限の種類があります。伝統的なもの、細かく区切ってあるもの、丸が入っているもの、斜めの線のデザイン障子なんてのもあります。

 

そんななか”和モダン”を出す格子デザインとはどのようなものでしょうか。

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線が少ない障子

「線を少なくすること」が一つ言えるかと思います。

 

組子をふんだんに使用した伝統的なデザイン障子はとても目を引く傍ら、やはり少し空間をbusyにしてしまう節があります。

一方で線が少ない障子は、多少”洋が入った空間でもそこまで和を押し付けることなくさりげなく和っぽい光を室内に入れてくれます。

 

マツダ車のデザインコンセプト"コドウ"ではありませんが、やはり無駄な線をそぎ落としていくというのは和の真髄なのではないでしょうか。

 

 

以上、楽しんでいただけたら幸いです。

 

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↑光について考察されている施主さん必読書です。明るきゃいいってもんじゃない。量も少なくさくっと読めます。影がこんなに大事だったなんて。。。

 

和モダン業界の新たな刺客、ワズプレート

こんにちは。じょりぱです。

 

今回はユニソンさんの新商品、ワズプレートの紹介。

 

ポストだったり照明だったり石だったり、、、なんでもセンス◎なモノを取り揃えているユニソンさんから新商品がでました。

 

それが人気”ワズプレート:クマノ(玄武岩)”の大判サイズ。その大きさなんと1200x600!!

ワズプレートは「和の格調を踏みしめる天然石の奥行き」というキャッチコピーの通りとても上品で高級感のある商品です。

 

クマノ(玄武岩)はその名の通り真っ黒のもの。

1200x600の大きさで真っ黒の天然石のような見栄えなので相当インパクトあります。

 

おススメは外構の平面部はもちろん、階段への利用。

階段一段一段見切り線なしで作れるのでかなりのインパクト!

 

乱形のワズストーンももちろん良いですが、和モダンを目指す私としてはワズプレートのちょうどいいモダン感がたまりません。

 

やはり全体的に線を少なくするというのもモダン感を出す1つ大きなファクターだと思います。

 

階段を上る度に”上質な家”に向かっていく感じがして一人ニヤニヤしてしまいます。

 

ご興味があるかた、ユニソンさんのワズプレート!是非チェックしてみてください!

 

https://www.unison-net.com/prdct/?action=Detail&id=foCNV467&area=30

 

 

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お部屋のカラーコーディネート ~必要な知識一気出し!~

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こんにちは。じょりぱです。

 

何を隠そう私カラーコーディネーターと色彩検定の2級を持っております。

 

なぜかというと、、、単純な趣味!!

色に興味があったので2年かけてノンビリとってみました。

まぁ普段から設計者として使わないこともないし、、、

 

ということで今回は部屋のカラーコーディネートについて。

 

 

以下の内容を一気に見ていきます。

・床、壁、天井の明度

・ベースカラー、アソートカラー、アクセントカラー

・進出色、後退色

・暖色、寒色、中間色

・面積効果

・色彩心理

   必要な知識一気出しですぞ!!

 

それでは順にみていきましょう!

 

【床、壁、天井の明度】

一般的に明度が高いと広く、軽く感じます。

明度が低いと狭く、重く感じます。

 

これらより、床⇒壁⇒天井と順に明度を上げていくと、空間として下が安定していて、上に広がるようなイメージになります。これがインテリアコーディネートの基礎中の基礎になります。

 

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例えば私の風呂場はこのような感じ。上に行くにつれて明度を上げていくことで圧迫感が出がちな風呂場の”抜け”を良くしています。

また、このお風呂の例では微妙ですが、天井と壁の境目は縁取りを無くすことで曖昧さを出し、より広く感じさせることができます。

縁取りされていると良くも悪くも空間の境目がくっきりわかっちゃいますよね。

 

明度が低い例として、、、私の書斎の壁紙はこの色です。


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あえて明度をぐっと落とすことで秘密基地感を増しています。広さよりもむしろ囲われていることによる落ち着きがでますよね。

 

 

【ベースカラー、アソートカラー、アクセントカラー】

大面積(床、壁、天井)を占める色がベースカラー中面積(ソファ、ラグ、カーテン)のものがアソートカラー小面積(クッション、置物)のものがアクセントカラーと呼ばれます。

 

ベースカラーには低彩度高明度(明るくて白味が多いもの)のものアソートカラーにはそれよりもやや彩度が高いものアクセントカラーには高彩度だったり真っ黒だったり真っ白だったり、目立つものを、それぞれ,6:3:1あたりの面積比になるようにすると良いと言われています。

 

例えば床、壁、天井を薄いピンクにし、床の一部(ラグなど)で少し彩度が高いピンクを、最後にクッションで緑を、、、みたいな感じです。

 

ただ実際に部屋を必ず3色で作る!と言われるとなかなか制約が強くなってしまうので、ある程度は目をつぶっても良いかなとは思います。その場合はベースカラーを2色に!など自分の中で分類を持っておくとバランスが崩れなくて良いですね。

 

大切なのは

①ベースカラーとアソートカラーに統一性があり、落ち着いた色であること

②アクセントカラーはしっかりと目立つ色を使い、大量に使いすぎないこと 

 

だと私は思います。目安として壁紙や床を考えるとき、ちょっとシンプルすぎ??って思うくらいがちょうどいいです。

 

アクセントカラーのアイテムは家を作ったあとからでも選べます。季節に合わせて変えていくのも良いですね。

 

アクセントカラーを選ぶ際はベース/アソートカラーと捕色の関係にあるものなどを選ぶとより空間に強弱がついてきます。

赤系なら緑

黄色、茶色系なら青

みたいな感じです。

 

 

【進出色、後退色】

色には実際の位置より近くに見えるもの=進出色、と遠くに見えるもの=後退色があります。具体的には

進出:赤、オレンジ、黄色

後退:青、青紫

などです。

 

青い車が事故に合いやすいというデータもあります。後退色でもっと遠くにいるように錯覚してしまうのですね。

 

これらをうまく使うことによって空間の距離を調整できます。

例えば部屋を広くしたいのであればアクセント壁の色を青系にする、落ち着いた空間をつくりたいのであれば赤系にする、などです。

 

赤!とか青!とか言っていますが原色じゃなくてもいいんですよ!

 

壁紙の中には「うっすら赤みがかった白」や「青っぽい灰色」などなどわずかなニュアンスが入ったものが沢山あります。これらをうまく調整することによりバレないように空間をコントロールするのです!!

 

 

【暖色、寒色、中間色】

赤みが強い色を暖色青みが強い色を寒色といい、その間(緑や紫など)は中間色と呼ばれます。

 

一説では暖色は交感神経に、寒色は副交感神経に作用するなんて言われていますので、これらを考えどういった色を採用するべきか考えるのもよいでしょう。

 


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再度登場したこの写真。我が家の部屋の位置的に寒くなりそうな風呂場には茶色を床に、赤みがかったエクストラトラバーチンを壁に使い全体的に暖色の空間にしています。

この写真だけでもなんとなく温かみを感じませんか?

 

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 また我が家の内壁はこの色のジョリパット。うっすら緑が入ったグレーです。なんとも表現しづらい絶妙な色。

 

この色、中間色で温度はありません。

なので周りの色に応じて温かくなったり涼しくなったり。光の種類に対して温度や表情を変えていきます

 

 

【面積効果】

面積効果とは、「明るい色は面積が大きくなるほど明るく見え、暗い色は面積が大きくなるほど暗く見える現象」のことです。これよく壁紙で起こる「思ってたのと違う!」問題になるやつです。

 

アドバイスとしては、明るい色を選ぶときは、ワントーン暗めの色を暗めの色を選ぶときは、ワントーン明るめの色を選ぶことです。

 

しかしながら最大の予防はできるだけリアルサイズに近いモノを見るということです。

例えば壁紙なんかはモデルハウスや住まいの見学会などで直接見れますよね?その時にいいなと思った色を控えておきましょう。

 

私もこのような知識がありながらやっぱりサンプル板とモデルハウスの外壁の色が違うように見えて直接比較させてもらったことがあります。正直これはもう想像ではまかないきれません。できるだけハウスメーカーさんにお願いしてモノを見るようにしましょう。

 

 

【色彩心理】

いままで述べてきたことに加え、色にはイメージがあったりもします。

 

例えば、青⇒水、緑⇒森、茶⇒土などなど。このイメージを活かすのもよいと思います。

 

私の家では水場であるキッチンや洗面、トイレに青のタイルを入れ水場であることを暗示しています。その空間に立ち入った瞬間に本能的に水場とわかるようになっています。また、青系は寒色なので空間が寒くなりすぎないよう暖色の茶色がわずかに入るタイルを選んだりなどの工夫もしています。

 

 

 

以上、いかがだったでしょうか?

 

今回それぞれの内容をサクッとまとめたのですがそれでもこれだけの量があります。

是非色々なことを考えながらカラーコーディネートをやってみてください。

 

 

ちなみに、これらはあくまでも教科書です。

 

ぐちゃぐちゃ言わずに好きな色は○○!

とか、

あえて不安定な空間にしたい!

とか、

感覚で決める!

など。

人によって解はさまざまです。

 

サクッとこれらを一度頭に入れたうえで、何を優先して決めるかは結局あなた次第。

この記事は検討を始める際の”とっかかり”としてお使いください。

 

 

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