細部に神は宿る〜スイッチ業界の神〜
こんにちは。じょりぱです。
「細部に神は宿る」
ドイツ建築家のミース・ファン・デル・ローエの言葉として有名ですね。(諸説ありそうですが、、、)
今回は細部の1つとして重要なスイッチについてです。
この業界、日本にも神がいます。
"神"保電器さんのNK SERIE。
、、、なんだシャレか😩
なんて言わないでw
騙されたと思って最後まで読んでってください。
NK SEIRE、こういう見栄えです。
キレイですよね。 最近インスタなどでもよく使われているようでご存じの方も多いかと思います。
ポッチやマーキング等余計な面がないので非常にスッキリした見栄えになります。
ちなみにですが、30年前間使用した後の普通のスイッチはこうなります。。。
面の凹凸があるところは綺麗に(?)黒ずんじゃってますよね。毎日指で触るのでどうしてもこうなってしまいます。綺麗な面だと汚れづらいし、手入れもしやすい!ということで色々メリットがあります。
スイッチに気を使うことで空間全体のスッキリさが大きく変わってきますので要チェックです!
また、スイッチは配置にも考察ポイントがあります。
まずはスイッチの高さ。スイッチ位置を低めに設定することで空間の重心を下げることができます。アパートなどのスイッチ位置は120cmなんてのもありますが、これを100cmとか90cmくらいまで下げていくとあら不思議。なんと錯覚で天井が高くなっていくんですね!!
また、ドアノブ高さなどと位置を合わせることで空間全体の統一感、シンプルさなどが出てきます。最初はスイッチ低く感じるかもしれませんが、よく考えるとドアを開けるときとスイッチを押すときの手の高さも常に同じほうが楽なんですよね。
造作が得意なハウスメーカーさんなら早めに伝えておけばこういった変更ができるかもしれません。
このような"設計的工夫"はある意味タダです。どうせスイッチはつくんだからお金はかかりません。お金をかけずに空間をスッキリさせたり天井を高くしたりする。設計の真髄です。
ちなみに更にこだわると、電源OFF時にすべてのスイッチが一定方向になっているように複数箇所でのスイッチ操作をできなくさせる、なんて技もあります。
ここまでくると変態の域です。
LDKや階段などでそれをやると使いづらくなっちゃうので私はやめときました。。。けど潔癖な方は検討価値アリですよ。
以上、
なかなかマニアな話でした。
楽しんでいただけましたら是非スターを!
参考になれば幸いです(^_-)-☆