【施主ブログ】 じょりぱ 自然素材の家

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じょりぱです。ネイエ設計さんと和モダンな家建ててます!

さよならの辛さ  ~ハウスメーカーの決定と別れ~

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こんにちは。じょりぱです。

 

複数のハウスメーカーに間取りを描いてもらい、何回もの打ち合わせを経て図面をブラッシュアップ。事前にやれることは全部やり、納得できるレベルまできたら、いよいよ判断のとき。

 

皆さんが必ず通る、ハウスメーカーを決める!というイベント。

 

 

これは同時に、一緒に色々検討してもらってきた

その他のハウスメーカーにお断りを入れる

イベントでもあります。

 

そして、それがなかなか辛い、、、

 

 

あれだけ一生懸命対応してくれて少しでも良くしようと動いてくれたのに、、、お断りの連絡をいれたその瞬間に全てがなくなります。もうその営業の方とお会いすることもないでしょう。

 

勿論お仕事だしそういうもんだから、といえばそうなのですが、やはり人対人。こだわった分だけお別れの寂しさや申し訳なさも大きいです。

 

ちなみに私の場合は住友林業さんが最後まで競合として残りました

 

 

お断りしたタイミングは今でも忘れない、夫婦で電車の中で話していたとき。

 

二人でネイエ設計にお願いしよう!と腹決めをした直後に、ちょうど住林さん側から次はお宅訪問を企画しています、とLINEでご連絡いただきました。なので住林さんにもそのお宅にもご迷惑をおかけしないために、ちょっと唐突だったのですがその場で、実は、、、とお話させていただきました。

 

 

しかし、お話をした直後はお相手が若い営業の方だったこともあり、

「唐突でビックリしています。納得できません。」

なんてストレートに言われてしまいました

 

お断りの理由を聞かれたので、今までの感謝の気持ちを込めて、そして彼の今後の成長を願って後日しっかり夫婦で時間をとって文章に落とし、伝えさせていただきました。

 

基本的な理由はハウスメーカーによる商品力の違い。あくまで私達にはネイエ設計の設計力やデザインが好みだったというだけ住林さんが素敵なお家を提案してくれたことも彼が本当に頑張ってくださったのもひたすら感謝でしかありません。

 

最後はとても納得してくださったようで、逆に

「お力になれず申し訳ございません」

なんて謝られてしまいました。

 

頼むからそんな悲しいこと言わないで〜(´;ω;`)

 

 

ちなみに彼にお伝えした言葉のうち、9割はネイエ設計と住林というハウスメーカーの方向性の違いからくるものなのでやむを得ないものだったのですが、そんな中、唯一今後の営業活動にも活かしていただけるとすればこれです。

 

 

「”頑張り代”や”キャンペーン”、”クーポン”などで簡単に、かつ大きく値段が動いたため、例え値段を下げていただいてもそれが適正な価格かどうか判断しづらいと感じた。」

 

(一方ネイエ設計ではこれ以上値下げはできないという前提で初めからより安くて細かい見積もりが出てきたので信頼性の高い価格として納得できた)

 

特に住林さんの場合は”キコリン税”なる増額分があり、そこをどう施主に納得してもらうかが営業サイドとしてとても難しいところだと思います。なので営業の方はあの手この手でドカドカと値段を落とすように努力してくださるわけですが、何せ着地点が見えない。

 

もっともっと!って言えばいくらでも値段を落とせる気がしてしまうのです。

 

 

簡単に例を出すと、

 

「価格下げてよ~~~」

という施主側の根拠のないリクエストに対し、

 

【A社】

3000万⇒2000万

1000万値引き!!!

「ドカンと値引きしまっせ~~」

 

【B社】
2500万⇒2450万

50万値引き!

「これで精一杯です~~(´;ω;`)」

 

という結果がでてきたとき、どちらを選びますか?

 

勿論絶対的な額の大きさにもよりますが、私はB社です。

 

実際B社タイプだったネイエ設計の場合はどうやら冗談抜きで本当にカツカツでやられているようで、基本根拠のない値引き交渉などは受け付けていないようです。
(それが利益を求める企業団体としてベストかどうかは別の話、、、w)

 

価格を落とせないか?という質問に対し、今回唯一ご提案いただいたのが

「完成見学会を開き、その際施主の家具を入れること」

それでもこれによる値引き量は20万程度のものでした。

 

勿論、設計者と一緒に「どうすれば価格を落とせるか」という命題に対して、設計的な工夫を考えることはできます。あくまでも”根拠のない”値引きはしない、ということです。

 

私たちはネイエ設計のこの態度に”信頼性が高い”という判断を下しました。

 

もし大手ハウスメーカーの営業の方が読者にいらっしゃいましたら、こんな風に感じるへそが曲がったカスタマーもいるんだ!という一例として何かの役に立てていただければ幸いです。

 

※今回住林さんを例に出した訳ですが、くれぐれも住林が、或いはその営業さんが悪いなんて言っているわけではありません。むしろ最後の最後まで住林は候補として残り、その頑張ってくださった営業さんには今でも本当に感謝している訳なので、今でもやっぱりおススメのハウスメーカーです。ちょっと価格帯は高いですが、、、w

 

 

ちなみにこの記事を書きながら、やっぱり大手の営業というのも難しさがあるなぁとつくづく思います。自分だったらどう施主にアプローチするだろうか。。。

 

「○○さんは細かいところまで本当によくお考えくださっており、弊社もそういう方が良い家を建てるのを全力サポートさせていただきたい。割引額○○万円というこの額は弊社のマージン部分だから、カツカツのところまでもう一気に削ってしまいました」

 

とホントだろうがある程度の嘘だろうが最初に伝えたうえで、逆にそこからは大きく削らないようにし、カツカツ感を出して信頼してもらうのかなぁ。。。

 

プロの方いかがですか?

そんな単純な話ではないのでしょうかw

 

 

この経験が誰かの何かに役立てば、、、そんな思いから、あくまでも”イチ素人カスタマー目線”でこの記事を書いてみました。

 

お世話になった多くの方々、、、こんな時代の中でも元気でやってらっしゃるかな、、、

 

 

この記事を読んでくださった皆さんにはハウスメーカーを決める際、どのようなドラマがあったのでしょうか?

ちょっと辛かったり寂しかったりしたのはきっと私だけじゃないはず。

 

それではまた。

 

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