光について考える
こんにちは。じょりぱです。
皆さん窓の位置ってどうやって決めていますか?
窓って断熱性能を大きく落してしまうので沢山開けりゃあいいってのは早計です。
うまく配置することで光の強弱を作り出す空間を演出してくれる武器になります。
陰翳礼讃って本ご存知でしょうか。
業界の方なら皆さんご存知、陰影ってきれいよねって本です。←要約雑すぎ!?
光あるところに影あり。これらは対の関係です。
これらが共存することで空間はより立体的になります。
大開口の窓から光をがっつりいれると部屋が平面的になって逆に狭く感じたりもするから不思議です。
我が家は光と影をテーマに家作りを行いました。
特に気に入っているのがこの階段部分。
あえて低めの天井と少なめの照明にして廊下を暗くしています。
階段上には横長の灯り取りの窓を。
2階から挿し込む光がその先に何があるんだろう?と期待感を演出します。光に向かって階段を昇る際にはまるで天に昇っていくような感覚に。
意図的な陰影のつけ方。ちょっと上級者テクですがチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
太陽の位置によっても表情が変わり、より生きた空間になってきますよ!
ちなみにネイエ設計さんのインスタやHPを是非見ていただきたいのですが、他のハウスメーカーさんと異なり殆どの写真で照明をつけておりません。
太陽光の当たり方や反射の仕方、光と影による空間の演出には毎回ため息がでちゃいます。
皆さんはどう思われますか?
ご意見お待ちしています!