あちこち座れる ~我が家のコンセプト~
こんにちは。じょりぱです。
今回は我が家のコンセプトのひとつ
「あちこち座れる」
のご紹介です。
家って毎日、何十年もずっといるところ。
季節、時間、気分によって変わる自分の心に対し、そのときに合った場所を柔軟に提供する空間づくりがしたいと思ったんです。
LDKを中心に、空間を減らすような無理はしない範囲で座れる場所を沢山仕込みました。
ただ椅子を置けばいいって訳じゃなく、
使い方、姿勢、視線、、、そんなことを考えて配置していきました。
その数全部で9箇所。それぞれどういう使い方なのか書いてみましょう
まず初めに、こちらがLDKを中心とした間取りです。
黄色が座る位置、赤が視線を表しています。
是非一つ一つ照らし合わせながら読んでいただけたらと思います。
①リビング東のベンチ
このベンチのテーマは「休日の朝」
休みの日の朝、東の窓から朝日が射し込みます。
共働きの私達、平日の朝は時間がなく見るだけですが、休みの日はそこに座る権利が生まれます。
障子を開けて東の景色を楽しむ。
無垢のベンチの上で日光浴。
リビング、ダイニング、キッチンとつながっていく空間を眺めるのも良さそうです。
②リビングのソファ
ソファは平日も使います。疲れて帰ってきて、ご飯を食べて、お風呂に入って、、その後お茶を淹れてソファに座ります。
夜遅くなった日でも。数分でもよいからソファに座りたい。
毎日バタバタと時間に追われてばかりでは疲れるので、意地でも自分の心に余白を作り出すためです。
ライトアップされた庭の木を見る、本を読む、お茶を飲む、テレビを見る。
ほんとに疲れてる日は恐らくそのまま寝落ちしちゃうと思います。
翌朝、嫁が渋い顔をして起きてくる。
それもまた幸せの一つなのかもしれません。
③リビングの床
リビングはゆったりと使いたい、という考えからコーヒーテーブルを無くしました。
壁際のソファと反対の壁際のテレビの間は床のみです。
無垢のオークの床を肌で感じます。
工作、習字、大きい洗濯ものをたたんだり、、、実は床に座ってやることって意外と多い気がします。まだまだ想像しきれません。
いつか子供ができたら一緒に昼寝でもしたいな。
④ダイニングの椅子
一番使う特別な椅子。
座面の杢目が美しい。
平日の夜、遅くなったときは一人で夕飯を食べます。
どうせスマホを見ながら食べるんだけど、ふと顔を上げると南の庭のブルーベリーとその奥にあるユズリハが目に入ります。
休日が雨だったらここからずっと外を眺めるのも良いですね。
⑤ウッドデッキ
気温と体調が良い日は南の掃き出し窓からウッドデッキにでてみます。
おそらく年に数回しかないけれど、すべての条件がそろったときはウッドデッキで昼寝でもします。オーク(室内)からセランガンバツ(室外)と変わる触感の変化を楽しみます。
涼しい夜に七輪でししゃもを焼いて夫婦で日本酒をちびちび。
いつか絶対やってやる!
⑥ヌック
ちょっと暗めのエリアです。
キッチンで家事をしたあと一休み。
本格的な昼寝をするのもここ。
一人で読書をしたいときもここです。
頭痛がする日なんかもきっとヌックに篭ります。
浅く座った場合には、ダイニング、リビング、そして東の外へ景色がつながります。
なんとなく「夕方」なイメージの場所です。
夜はダイニング照明のMoonをぼーっと見る‘’お月見‘’です。
⑦スタディーコーナー
毎晩寝る前にちょこっと座って日記を書く。
ブログを書く。
外に見える車のお尻を楽しむ。
ここから自分の家の外壁、軒天が見れるのは地味にお気に入りポイントです。
自分の家の外壁が室内から見れるのは昔から一つの夢でした。
だってシンプルな箱型の家だとできないこと⇒大きく豊かな家の象徴な気がなんとなくして、、、完全に個人的な感性なんですけどねw
室内外がつながってる感じもして良きです。
⑧洗面所のスツール
背もたれがない丸型のシンプルなスツール。
簡単に座れて簡単に立ち上がれる。スツールならではの気楽さです。
毎朝髪をセットする、メイクをする、、、のは嫁ですが。
私も休日は洗濯物をたたみます。
北から射し込む安定した光がグレーの壁紙に反射し、床のタイルに落ちていく。
LDKとは違い閉じられた空間を楽しみます。
風呂から出たあと乾くまでしばらくここでyoutubeでも見てるかな。
⑨ドライビングシミュレータのコックピット
子どものころからの夢だったドライビングシミュレータ。ついにリビングに入れてしまいました。
ここに座った瞬間に世界各国にトリップします。
スパ、ラグナセカ、モナコ、鈴鹿、、、コロナ禍だろうがなんだろうが世界中を旅行できます。しかも新旧、夢の車たちで。
って考えたらなんて安い買い物なんでしょう!!
ね、嫁氏。
ということで。
こうやってあちこちに座って家を隅から隅まで楽しんでやります。
結構座るのって良いですよね。
座るのが好きな方、是非参考にしてみてください。
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それではまた。