こんにちは。じょりぱです。
今回はタイルの使い方について、私がこだわった
タイルの使い方
についてご紹介致します。
結論からいうと
小口を見せない&貼り切る
ということです。
※小口とは端っこの厚みの部分のことです。
キッチンのタイルを一例として挙げ、具体的に説明してみます。
こちらが現在施工中のタイルです。
(軽く脱線するけど)
昔のスケッチとかなり近いイメージで予定通り施工が進んでいます!やったー!
このタイル、設計の段階で換気扇の高さで止めるか、今のように天井までズドンと通すか選択をする機会がありました。
【換気扇の高さで止めた場合】
【天井までズドンの場合】
この違いです。
どちらも素晴らしいのですが、メッセージが変わると思います。
換気扇の高さで止めた場合は
「青いタイルの板が壁に貼り付いた感じ」とでもいいますでしょうか、より薄さ・軽さを感じると思うのです。
一方、
天井までズドンの場合は
「青いタイルの柱が埋まっている感じ」です。
上まで一貫してタイルの面を貼り切ることにより、柱を感じ、より安定感・重厚感がでると思います。
なお、左右に関してはキッチンの幅と合わせ、キッチンからの幅の連続性を意識しました。
また、壁面全体やってしまうと角の部分で小口が丸見えになりタイルの薄さが際立ちますので、あえて角は塗り壁にもどしました。(まだ塗られてないけど(;´∀`))
同様に、、、
洗面周りやトイレなどで水ハネ防止のタイルを貼ることも多いかと思います。
こちらは周りが壁に囲われるため、
上下左右ズドンと貼りきりです。(下辺まだ洗面台がついてないですが、、、)
これで小口がしっかり隠れ、タイルの薄さを感じさせないようにできます。
ネットで色々な写真をみていると、たまに洗面台の前に小口丸見えな感じで数枚ちょろっと貼っただけのタイルをお見受けします。
かわいい系や、アクセントとなるタイルで意図的なら良いのですが、貼り方や種類によっては妙にチープに見えてしまうことありませんか?
特に人は上から覗き込むことが多いので上辺の処理に注意です。
タイルは高いので最小限に抑えたい気持ちもわかりますが、タイルを貼る時は
小口を見せない&貼り切る
をキーワードに、薄くチープに見せないよう、タイルをどこまで貼るか考えていただければと思います。
しっかりと意思を持って貼ったタイルは綺麗に見えます。
これからの方、是非ご一考してみてください!
なお、今回使用したタイルの種類や色についての考察は過去記事をご覧ください。
それではまた。
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