こんにちは。じょりぱです。
今回はソファについてです。
以前 和モダンとは という記事にて和モダンには低重心のソファが良いと結論づけました。
しかし一方で人が座りやすいソファの高さは膝高さの400mmあたりが一般的。
床座メインの生活スタイルなら座椅子タイプなどがおススメですが、洋式な生活スタイルの場合必ずしも物理的に低くすれば良いというわけにもいきません。
そんなときにおススメなのが低重心なデザインのソファです。
各社色々美しいソファを出されていますが、私がおススメのソファはこれ!!
ずばり
広松木工さんのFREXソファ!!!
座面の高さは390mmと標準的ですがしっかり低重心に見えます。
一体なぜでしょうか?
考察してみましょう。
①クッションの下に面で伸びる木の座面が重心を低くみせている。
ぱっと見たときにこのソファの座面形状として認識するのはクッションではなく、その下の木の座面部分。すなわち普通のソファと比較するとクッション分低く見えるということになります。
ほんと?と思った方は手で木の座面部分を隠してみてください。急にソファの座面位置が高く見えてきませんか?
②バッククッションの左右から見せている背面の木が横基調かつ重心を低く見せることに大きく貢献している。
①と同様の効果により、普通のバッククッションに覆われたソファと異なり、背もたれの木が本体に見えます。これにより高さを抑え横基調なソファに見せることができています。
③脚にスチールを使うことで木の部分に程よい浮遊感を与えている。
脚の部分に黒いスチールを使用することでソファの木の部分が浮遊しているように見えます。これによりソファが出す圧迫感を軽減しているのと同時に、高さ方向の広がりを抑え横基調を強調しています。
④和モダンに合う”異素材”の組み合わせ
和モダンを実現する方法として[有機+無機]の組み合わせというものがありましたよね。これはまさにそれです。ソファ一つの中で和モダンが完結しています。有機的な木に体を包みながら、それが無機材により空中に浮かんでいる。
⑤直線で構成された機能美
ソファ全体がシンプルな直線で構成されています。
しかし全てが90度というわけではなく、背もたれに向かって少し鋭角にスチールが上がり、背もたれの木はやや上を向いています。
このあたりからシンプルな線ながら必要十分に機能を直線でつないだモダンな美しさが感じられます。
また余談ですが、このクッションの布地はとても素晴らしいです。
写真でみるとテロテロしているように見えなくもないのですが実際に触るととても質感があり厚さ、丈夫さを感じます。夏でも蒸れずに気持ち良く使えるような感じです。
高密度ウレタンが入ってることもあり座り心地は少し硬め。しかし羽毛が入っているので座った瞬間は優しく受け止めてくれます。
このFREXを参考にオーダー家具作れないかなぁなんて画策中。
クッションの下をメッシュにすれば少しは値段落とせないかな、、、
ついでにC-テーブルも縦長にすることでアームレストがわりにも。
どうでしょうこのアイデア。
(ちょっと絵の脚が歪んじゃいました、、、)
以上、今回はソファについてでした。
是非皆様おススメのソファ教えてください!
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