こんにちは、じょりぱです。
ついに決着しました、照明戦争。
勝者はAOYA MOONです!!!
何度か家具屋に足を運んだのですが、やっぱりいつ見ても感動する美しさでした。球体が空間に浮いている感じがとても不思議で癒やされるんです。
確かによく考えたら自然界で空間に球体が浮くという現象は太陽か月くらいしかないですもんね。人間の本能に訴えかけてくるような気がします。
このAOYA MOON、今のところISAMU NOGUCHIのAKARIシリーズなどと比べると、まだまだ広くは知られていない感じがします。こんなに素晴らしいモノなのに。
ある意味失礼ではあるのですが、なんというか見つけたった感というか、俺ジナリティー感というか。。。唯一無二の空間が作れる気がしてたまりません。
さりげなく展示してくださっていた近所の家具屋さん、サンキューです。
、、、ということで、
・本能に訴えかけるデザイン
・立体漉きのオリジナル技術
・偶然出会えたうれしさ
これらを考慮して、照明はAOYA MOONに決定です。
勿論、ぶら下げる高さについてもばっちり考察しましたよ。
MOON、即ち月が空間に浮かび上がる最適の高さ。
設計士さんからは一般論的に
床から1400mm程度が良く、
攻めるときは1300mm程度
と伺っていたですが、今回私が決めた照明は横長の球形でLサイズ(φ450xH354)と少し大きめ。
確かに、PHシリーズなどだったら高さ1300~1400mmで良いのだと思いますが、球体の照明だと、ダイニングの椅子に座ったとき照明が顔に近すぎてかなり圧迫感がでてきてしまうことが予想されました。
そこで、百聞は一見に如かずとダンボールと紙でぱぱっと工作。
丁度今住んでいるボロ家の天井高が2400mmと新居と同じだった為、雰囲気を確かめることにしました。
す~~ぱ~~~手作り~~~wwwww
工作の所要時間は30min程度です。
段ボールで十字に骨組みを作り、スズランテープでリンゴの皮を剥くような方向でぐるぐる巻きにし、表面に紙をぺたぺた貼ってできあがり!
わくわくさんもビックリ。
これを既存の照明に無理やりぶら下げて検討開始です。
細かく高さを変えながら空間への収まり具合を確かめました。
その結果、床から1450mmに決まり。
不思議なもので50mmも高さを変えると全然印象が変わってくるんです。
1500mmにしたら照明と共に天井が見えてくる感じがし、空間が狭く感じられます。
一方、1400mmだと圧迫感が出てくる上に、照明の上部が見えるのでイマイチ。
(照明の高さは354mm、合わせて高さ1754mmですね。身長1780mm程度の私からは、かなり上部まで見えることになります。)
その間の1450mmが絶妙でした。
ちなみにこのへなちょこ試作をぶら下げて何日か生活してみたわけなのですが、意外とこれはこれで結構良い! あくまでも高さ確認のために作ったのですが、不覚にも気に入ってしまったため引っ越すまではこのままかもしれませんw
これから照明を考える方、高さについてはモノで確認することをおススメします。
ちょっとした高さの違いで空間の印象が大きく変わるので要注意ですよ!
続いて、取り付け部のこだわりポイントもご紹介しておきます。
照明の根元、即ち天井のコンセント部は凹形状。フラットな天井からぶら下げるのではなく、あえて部分的に天井に穴を開けることでコンセント部を隠します。
細かい形状は違うけどこんなイメージ。
本当は一般的なコンセントがついているのですが、穴の中に隠すことにより、コードがそのまま天井に吸い込まれていくように見えるのでとてもスッキリした印象を与えます。
塗り壁のなせる業。そして、当たり前の顔をして提案してくれるネイエ設計の懐の深さ。ありがたい限りです。
ちなみにこういう技を使うには照明器具の根元についているカバーを取る必要があります。
AOYAのMOON自体はネットでも買えるのですが、必ずカバーを選択しなくてはならなかったため、直接AOYAさんに質問してみました。
そしたらカバー無しで売ってくれるとのこと!
やったね!聞いてみるもんです。ありがとうAOYAさん!
ということで早速1450mmの高さを図面に反映して発注しちゃいました。
これにて一件落着。
あとはMOONがLDKのシンボルとして空間に浮く日を待つのみです。
ということで今回の記事、 楽しんでいただけましたでしょうか。
照明を計画中の方、人感センサー付きの照明に言及しているこの記事などと共に参考にしていただければ幸いです。
それではまた。