こんにちは。じょりぱです。
今回は近況報告をしながら、基礎について学んでいきたいと思います。
1、家が小さく見える!?
2、布基礎とべた基礎の違い
3、雨の施工は大丈夫?
の三本立てです。
1、家が小さく見える!?
我が家では無事に擁壁が完成し、基礎工事が進行中。
擁壁が完成してから約2週間ぶりに訪れたら既に基礎の配筋が終わっているではないですか!
ついに家が建つ面積が見えてきました! ワクワク(*'▽')
ここでよく施主さんが基礎を見て思うこと。
あれ?家ってこんなちっこいっけな?
基礎の時点では全貌を見下ろせてしまうため、結構小さく見えるんですよね。
人は本能的に全体を把握しようとするため、基礎全体が俯瞰で見れると自分の扱える範囲内=ちっこいと感じてしまいがちです。
心配ご無用。どんな家でも建ってしまえばそれなりにでかいです!
家が建つことにより壁の裏側が見えなくなります。そうすると自分の扱える範囲を超えたモノ=でかい!と感じられるんですね。
この一年だけでも数々の例を見てきましたのでこれは自信を持って言えます。
ちなみになぜ数々の例を見れたか。。。それは、
みんなに抜かされていったからです(=゚ω゚)ノ
私は工務店(ネイエ設計)でお願いしており、さらに擁壁工事から行う必要があったため、設計開始から完成まで結構時間がかかります。その期間なんと14か月。内訳はざっくり設計が4か月、工事が10か月です。
その間、鉄骨系大手ハウスメーカーの多くの方々に抜かされたのでした。やはり彼らは鬼の速さ。早ければ半年で人が住み始めます。私の購入候補になっていた土地にももうとっくに人が住みはじめていますw
その間、彼らの進捗も自分の家のように見ていたわけですが、
毎回基礎がつくられるたびにちっこいなぁ!って思うのですが、
上棟したとたんでかい!ってなるわけです。
みなさんも基礎を見ただけでがっかりしないように注意しましょう。
2、布基礎とべた基礎の違い
ところで、改めて我が家の現状をみると配筋が終了してコンクリが流されるのを待っている状況です。
基礎は”べた基礎”と呼ばれるものですね。
他にも布基礎と呼ばれるもう少し簡易的なものもありますのでここで簡単に整理しておきましょう。
布基礎;日本の伝統的な木造建築住宅で使われる方法。建物の壁に沿ってコンクリが深く刺さりますがそれ以外は薄い感じ。コンクリ量が少ないのでその分値段は安いです。地盤に対しては壁の形状で刺さっていくため面ではなく線で家を支えるイメージですね。
べた基礎;その名の通り床下一面ガッツリと鉄筋コンクリートを入れます。線ではなく面で家を支えるので布基礎より力が分散し、地盤への負担が軽減されます。シロアリの侵入経路もだいぶ抑えられるのも大きなメリットですね。勿論布基礎より値段は高くなります。
と言ったような違いです。
改めて写真をみると壁が水槽のようにピチピチに作られており、その内側、配筋がされているところ全体にドカドカッとコンクリが注がれていくことがわかります。まさにべた基礎。改めて見るとすごいコンクリの量ですよね!
3、雨の施工は大丈夫?
梅雨の時期だと施工中の雨が心配になってしまうわけですが、果たして問題ないのでしょうか?
一言で言うと、極端な例を除いてコンクリの工事中に雨が降ることはそこまで問題では無いようです。
むしろコンクリを練る際は水を混ぜる訳ですし、型に注いだ後も表面だけ蒸発しないようにシートをかぶせたりするくらいです。夏なんて逆に散水するくらいなんですよ!なので湿度が適度にある方が良いくらいです。
問題があるのは以下の2パターン。
①土間コンで表面をきれいにした後に激しい雨で表面が荒らされてしまう場合
②コンクリを混ぜるときに土砂降りになった場合。(とはいってもコンクリ1m³に使用する水は150~200L、これを大幅に超える雨量ってどんだけ~~~って感じです)
業者さんも大雨の日にはさすがに施工を行いません。これらのリスクが実際に起こるのはゲリラ豪雨とかではない限りよっぽどないでしょう。
基本的には「雨降って地固まる」
なのでそわそわせずにどっしり待ちましょう。
さて、今回は基礎についてまとめてきました。
少しでも参考になれば幸いです。
上棟は約2週間後、いよいよ家が上に伸びていきます。
いや~~~待ち遠しい!!!
それではまた。