こんにちは。じょりぱです。
おかげさまで家もだいぶ出来上がってきました。
今回は我が家のコンセプトをまた1つご紹介したいと思います。
それは洞窟のような家です。
ネイエ設計の一宮モデルを見て以降、洞窟感に取り憑かれてしまったようです。
質感のある塗り壁に囲われたちょっと暗めの落ち着いた空間。
まさか一年半後に自分が住むことになるとはあの時思いもしませんでした。
今回は内覧会に先駆けて、洞窟感溢れる我が家の一部分をチラッとだけご紹介したいと思います。
ちなみに我が家で使用した塗り壁はジョリパットのミーティア仕上げ。
洞窟感マックスの一宮モデルは確かベルアートだったと記憶しています。大好きな岡崎モデルはジョリパット。
有名な2大塗り壁ですが、どちらでもネイエモデルハウスっぽい洞窟感は出すことができそうです。
前置きはこのくらいで、、、
それでは始めます!!
まずはトイレの壁から。
いきなり変なところからではありますが、大変お気に入りの場所です。
小さく開けた窓から光が壁沿いに走り、壁の表情が浮かび上がります。ミーティア仕上げならではの平面と凹のバランスが絶妙です。
続いて階段。
ハイサイドライトが2階に導きます。
窓枠が見えづらいようになっているため、窓から直接光が溢れてくるようです。
また、夜はハイサイドライトの代わりに照明が壁を照らし出します。昼と夜とで光る場所が異なり、全く異なる空間を演出します。
下から見上げたらこんな感じ
まさに洞窟に入る光。
最後に寝室。
塗り壁と低めの勾配天井の組み合わせが洞窟感と安心感を演出します。
朝になると東の横長窓から射し込んだ光が勾配天井の中で膨らみ、太陽が上がるとともに暖かい空間に変わっていくのもキーポイントです。
夜は控えめな照明に加え、階段同様、スポット照明が奥の壁を照らします。入口と対角の場所を光らせることで、落ち着いた空間ながら、広がりを感じさせます。
、、、これらのように廊下、階段、トイレ、寝室などの部屋と部屋を繋ぐ場所、或いはリラックスする場所はグッと空間を絞り、落ち着いた感じにしました。
一方で、
LDKや洗面所など、プライバシー性が低い空間は窓を大きくとったり、少し明るめの壁にすることで空間の広がりを強調します。
例えば洗面所はこんな感じです。
(って写真だと補正が入って明暗がわかりづらいかな、、、)
塗り壁と比べるとより明るく平面的な壁紙で、落ち着くというよりは、より活発な空間を目指しました。
北東の光をハイサイドから取り入れることで特に朝、安定した光を入れることができます。
このように、空間の目的やプライバシー性のグラデーションに合わせて空間の明るさをコントロールする。
即ち、リビング、ダイニング、或いは洗面所などは多少明るく、一方で廊下や寝室などは暗めに作ると家全体にメリハリがでます。
なかなか難しくはありますが、これから家を設計される方、是非光の量のコントロールも考えて間取りをひいてみてください!
さすがに洞窟感、、、は一般的な解ではないと思いますが、
メリハリのある空間がほしい
広くあるべきところを、より広く見せたい
落ち着く空間を作りたい
といった方には光のコントロールってかなり有効な手だと思います。
さてさて、いかがでしたでしょうか。
ご参考になれば幸いです。
今回の記事、楽しんでいただけましたら是非スターやブックマークをお願い致します。
それではまた。