【施主ブログ】 じょりぱ 自然素材の家

【施主ブログ】じょりぱ 自然素材の家

じょりぱです。ネイエ設計さんと和モダンな家建ててます!

家の外観の考察

f:id:joripa:20211031233352p:plain

こんにちは。じょりぱです。

 

今回は家の外観について、私がとても大事だと思っていることをご紹介します。

 

それは、、、

 

景色に程よく馴染み、程よく提案する。

 

ことです。

 

 

 

家造りを始めて以来、私はよく夫婦で散歩をするようになりました。家や自然を見ながらあーだこーだ言いながら歩きます。

 

何百軒もみていると色々な家があることに気付かされます。

 

目立たないように黙って小さく座っている家

俺を見てくれ〜と言わんばかりにギラギラした家

人と違うことをしようとしているちょっと皮肉れものの家

お隣さんの影響を受けまくりな家

、、、

 

そんな色々な外観がある中、果たして「良い外観」とはどういったものでしょうか?

 

 

 

まず前半の「景色に程よく馴染み、、、」というところ。

 

 

景色に程よく馴染む、、、というのはそのエリアの色彩、空気感などに馴染んでいるということです。

 

必ずしも隣の家の外壁に色を合わせろっていうことではありません。が、明度、彩度が近所の家にも、道路にも空にも合わない家は、やはり騒色として認知され、人を不快にさせてしまいます。

 

特に住宅街の場合は変な色を使った家は悪目立ちします。

 

おしゃれであること=目立つこと では決してないことを知る必要があると思います。

 

それではどのような色が合うのでしょうか。

四季がある日本の気候には、やはりアースカラー~暗めの色が合う気がします。

f:id:joripa:20211031234728p:plain



 

日本の気候の特徴である、桜、雨、紅葉、雪、、、こういった自然をさらりとひきたてるような色味です。

f:id:joripa:20211031235149p:plain

 

自然に打ち勝つのではなく、自然と調和しようとする。これが日本のデザインの最大の特徴だと思います。

 

 

日本を見渡すと、街レベルで色彩計画を行っているところもあります。

 

代表例としては多摩のベルコリーヌ南大沢、足立区の西新井ヌーベルなど。これらは一定の中・低彩度の外装でまとめるようルールがあり、街全体が自然の色味と調和します。

 

京都など古い街並みが残る場所では、コンビニの看板まで茶色になっているというのもそういうことですよね。

 

 

f:id:joripa:20211031233439p:plain

↑世界を見渡すと街全体でカラフルにしている場所も。(イタリア・ブラーノ島

カラフルですが、滅茶苦茶な訳ではなく、一定のトーンで統一されているように思えます。

 

 

 

一方で全く周りに馴染み過ぎるのも面白くありません。

 

 

 

街に対してプラスもマイナスもない、合っても無くても良い家になってしまいます。

 

 

そこで、後半部分。「程よく提案する、、、」です。

 

 

程よく提案する、、、というのは、近くを歩いているときに「あっ、いいな」と思ってもらえる程度の何かを街に対して表現することだと思います。

 

 

一番手っ取り早いのは植栽でしょう。

 

その場所に自分の家を建てさせてもらうお礼として、緑を街におすそ分けです。

 

 

特に法面や角部を利用して、道路に向かって開いた庭にきれいな植栽があると、街の景色に良い影響を与えます。

 

さらに植栽の裏にきれいな壁を設けてキャンバスにするなどしたら良いですよね。

街に大がかりな絵画を提供している感じです。

 

 

沈丁花など良い香りがする木を植えるのも一つの方法です。やりすぎは注意ですが、そのエリアのシンボル的な香りとして、積極的に良くしていくことができます。

 

 

植栽以外の技としては、、、

 

その街の特徴・特産品を取り入れるなども良いかもしれません。

 

例えば杉が有名な場所だったら杉のスツールを置く、陶器が有名だったら表札を陶器にする、、、などです。その街にしかない景観に貢献できると思います。

 

 

学生の通り道に家を建てた方で、開いた敷地にきれいなベンチを設置したりする方もいらっしゃるようです。ここまでくるとかなりのレベルですね。。。

 

 

色々なやり方はありますが、「あっ、いいな」と思ってもらえればこちらの勝ちです。

 

 

 

景色に程よく馴染み、程よく提案する。

 

なかなか難しい命題ですが、考えること自体楽しいですよね。

 

 

これから家を建てる方は是非その場所に行き、散歩をして空気を感じながら

 

「どんな家がここには建つのだろうか、、、」

 

とイメージを膨らませていただければと思います。

 

自分の好きなイメージを無理やりその土地に置くのではなく、その土地から自分の家のイメージがぼわっと生まれてきたら間違いなく良い外観になると思います。

 

以上、外観についての考察でした。

 

楽しんでいただけたら是非スターやブックマークをお願い致します。

 

 

それではまた。

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 注文住宅(施主)へ
にほんブログ村

 

 

あちこち座れる ~我が家のコンセプト~


f:id:joripa:20211022012339j:image

こんにちは。じょりぱです。

 

今回は我が家のコンセプトのひとつ

「あちこち座れる」

のご紹介です。

 

家って毎日、何十年もずっといるところ。

 

季節、時間、気分によって変わる自分の心に対し、そのときに合った場所を柔軟に提供する空間づくりがしたいと思ったんです。

 

LDKを中心に、空間を減らすような無理はしない範囲で座れる場所を沢山仕込みました。

 

ただ椅子を置けばいいって訳じゃなく、

使い方、姿勢、視線、、、そんなことを考えて配置していきました。

 

その数全部で9箇所。それぞれどういう使い方なのか書いてみましょう

 

 

まず初めに、こちらがLDKを中心とした間取りです。

黄色が座る位置、赤が視線を表しています。

f:id:joripa:20211021230756p:plain

是非一つ一つ照らし合わせながら読んでいただけたらと思います。

 

 

①リビング東のベンチ

このベンチのテーマは「休日の朝」

休みの日の朝、東の窓から朝日が射し込みます。

 

共働きの私達、平日の朝は時間がなく見るだけですが、休みの日はそこに座る権利が生まれます。

 

障子を開けて東の景色を楽しむ。

無垢のベンチの上で日光浴。

リビング、ダイニング、キッチンとつながっていく空間を眺めるのも良さそうです。

 

 

②リビングのソファf:id:joripa:20211021231315j:image

ソファは平日も使います。疲れて帰ってきて、ご飯を食べて、お風呂に入って、、その後お茶を淹れてソファに座ります。

 

夜遅くなった日でも。数分でもよいからソファに座りたい。

毎日バタバタと時間に追われてばかりでは疲れるので、意地でも自分の心に余白を作り出すためです。

 

ライトアップされた庭の木を見る、本を読む、お茶を飲む、テレビを見る。

ほんとに疲れてる日は恐らくそのまま寝落ちしちゃうと思います。

 

翌朝、嫁が渋い顔をして起きてくる。

それもまた幸せの一つなのかもしれません。

 

 

③リビングの床

リビングはゆったりと使いたい、という考えからコーヒーテーブルを無くしました。

 

壁際のソファと反対の壁際のテレビの間は床のみです。

 

無垢のオークの床を肌で感じます。

 

工作、習字、大きい洗濯ものをたたんだり、、、実は床に座ってやることって意外と多い気がします。まだまだ想像しきれません。

 

いつか子供ができたら一緒に昼寝でもしたいな。

 

 

④ダイニングの椅子

一番使う特別な椅子。


f:id:joripa:20211021231344j:image


座面の杢目が美しい。

 

平日の夜、遅くなったときは一人で夕飯を食べます。

 

どうせスマホを見ながら食べるんだけど、ふと顔を上げると南の庭のブルーベリーとその奥にあるユズリハが目に入ります。

 

休日が雨だったらここからずっと外を眺めるのも良いですね。

 

joripa.hatenablog.com

 

 

⑤ウッドデッキ

気温と体調が良い日は南の掃き出し窓からウッドデッキにでてみます。

勿論ウッドデッキも本物の木、ランガンバツでできています。

 

おそらく年に数回しかないけれど、すべての条件がそろったときはウッドデッキで昼寝でもします。オーク(室内)からセランガンバツ(室外)と変わる触感の変化を楽しみます。

 

涼しい夜に七輪でししゃもを焼いて夫婦で日本酒をちびちび。

 

いつか絶対やってやる!

 

 

⑥ヌック

ちょっと暗めのエリアです。

キッチンで家事をしたあと一休み。

 

本格的な昼寝をするのもここ。

一人で読書をしたいときもここです。

頭痛がする日なんかもきっとヌックに篭ります。

 

浅く座った場合には、ダイニング、リビング、そして東の外へ景色がつながります。

なんとなく「夕方」なイメージの場所です。

 

夜はダイニング照明のMoonをぼーっと見る‘’お月見‘’です。


f:id:joripa:20211021235449j:image

 

スタディーコーナー

毎晩寝る前にちょこっと座って日記を書く。

ブログを書く。

外に見える車のお尻を楽しむ。

 

ここから自分の家の外壁、軒天が見れるのは地味にお気に入りポイントです。

自分の家の外壁が室内から見れるのは昔から一つの夢でした。

 

だってシンプルな箱型の家だとできないこと⇒大きく豊かな家の象徴な気がなんとなくして、、、完全に個人的な感性なんですけどねw

 

室内外がつながってる感じもして良きです。

 

 

⑧洗面所のスツール

背もたれがない丸型のシンプルなスツール。


f:id:joripa:20211021233916j:image

 

簡単に座れて簡単に立ち上がれる。スツールならではの気楽さです。

 

毎朝髪をセットする、メイクをする、、、のは嫁ですが。

私も休日は洗濯物をたたみます。

 

北から射し込む安定した光がグレーの壁紙に反射し、床のタイルに落ちていく。

LDKとは違い閉じられた空間を楽しみます。

 

風呂から出たあと乾くまでしばらくここでyoutubeでも見てるかな。

 

 

⑨ドライビングシミュレータのコックピット

子どものころからの夢だったドライビングシミュレータ。ついにリビングに入れてしまいました。

 

ここに座った瞬間に世界各国にトリップします。

 

スパ、ラグナセカモナコ鈴鹿、、、コロナ禍だろうがなんだろうが世界中を旅行できます。しかも新旧、夢の車たちで。

 

って考えたらなんて安い買い物なんでしょう!!

 

ね、嫁氏。

 

 

 

 

 

ということで。

 

こうやってあちこちに座って家を隅から隅まで楽しんでやります。

 

結構座るのって良いですよね。

 

 

 

座るのが好きな方、是非参考にしてみてください。

 

 

今回の記事、楽しんでいただけましたら是非スターやブックマークを!

 

それではまた。

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 注文住宅(施主)へ
にほんブログ村

 

タイルの使い方


f:id:joripa:20211016101459j:image

 

こんにちは。じょりぱです。

 

 

今回はタイルの使い方について、私がこだわった

タイルの使い方

についてご紹介致します。

 

結論からいうと

 

小口を見せない&貼り切る

 

ということです。

 

※小口とは端っこの厚みの部分のことです。

 

 

キッチンのタイルを一例として挙げ、具体的に説明してみます。

 

 

こちらが現在施工中のタイルです。

 

(軽く脱線するけど)

昔のスケッチとかなり近いイメージで予定通り施工が進んでいます!やったー!
f:id:joripa:20211014124348j:image

 

このタイル、設計の段階で換気扇の高さで止めるか、今のように天井までズドンと通すか選択をする機会がありました。

 

 

【換気扇の高さで止めた場合】
f:id:joripa:20211015130737j:image

 

【天井までズドンの場合】
f:id:joripa:20211015130730j:image

この違いです。

 

どちらも素晴らしいのですが、メッセージが変わると思います。

 

換気扇の高さで止めた場合は

「青いタイルの板が壁に貼り付いた感じ」とでもいいますでしょうか、より薄さ・軽さを感じると思うのです。

 

一方、

 

天井までズドンの場合は

「青いタイルの柱が埋まっている感じ」です。

上まで一貫してタイルの面を貼り切ることにより、柱を感じ、より安定感・重厚感がでると思います。

 

 

なお、左右に関してはキッチンの幅と合わせ、キッチンからの幅の連続性を意識しました。

 

また、壁面全体やってしまうと角の部分で小口が丸見えになりタイルの薄さが際立ちますので、あえて角は塗り壁にもどしました。(まだ塗られてないけど(;´∀`))

 

 

同様に、、、

 

 

洗面周りやトイレなどで水ハネ防止のタイルを貼ることも多いかと思います。

 

こちらは周りが壁に囲われるため、

f:id:joripa:20211016092948j:image
上下左右ズドンと貼りきりです。(下辺まだ洗面台がついてないですが、、、)

 

これで小口がしっかり隠れ、タイルの薄さを感じさせないようにできます

 

 

 

ネットで色々な写真をみていると、たまに洗面台の前に小口丸見えな感じで数枚ちょろっと貼っただけのタイルをお見受けします。

 

かわいい系や、アクセントとなるタイルで意図的なら良いのですが、貼り方や種類によっては妙にチープに見えてしまうことありませんか?

 

特に人は上から覗き込むことが多いので上辺の処理に注意です。

 

 

タイルは高いので最小限に抑えたい気持ちもわかりますが、タイルを貼る時は

小口を見せない&貼り切る

をキーワードに、薄くチープに見せないよう、タイルをどこまで貼るか考えていただければと思います。

 

しっかりと意思を持って貼ったタイルは綺麗に見えます。

 

これからの方、是非ご一考してみてください!

 

 

なお、今回使用したタイルの種類や色についての考察は過去記事をご覧ください。

 

joripa.hatenablog.com

 

 

 

それではまた。

 

今回の記事、面白いと思ったら是非スターをお願い致します。

 

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 注文住宅(施主)へ
にほんブログ村

 

 

 

庇が伸びた(*´Д`) ハプニング発生!!

f:id:joripa:20211003105801j:image

 

こんにちは。じょりぱです。

 

先日遂に足場が外れ我が家の全貌が見えて参りました。

 

joripa.hatenablog.com

 

 

 

「やったーー!」

 

と喜ぶのも束の間。

 

 

順調に工事が進んでいたように見えた我が家にも、ついに皆さんお待ちかね(?)

大きめのハプニングが発生です。(*´Д`)

 

 

一言でいうと

 

「小庇が伸びた!」

 

、、、です。

 

 

こちらが図面通りの本来の姿。

f:id:joripa:20210926180142j:image

 

そしてこちらが今の姿。
f:id:joripa:20210926180150j:image

 

 

一枚目の写真、窓の左側をしれっと修正したのわかりましたか?

 

 

「小庇が奥の壁までずどん!!!」

 

 

これはさすがにいただけない、、、

 

 

片流れの屋根と小庇の水平線との関係でおこる”ハの字”がめちゃめちゃ強調されてしまっています。

 

遠目から家をパッとみたときも、この部分の違和感に目が持ってかれてしまいます。。。なんだかまつ毛のようです。

 

 


f:id:joripa:20211003111434j:image

 

 

ということですぐに担当の方にご連絡、、、

その日中にご回答いただけました。

 

 

「大工さんの勘違いです。申し訳ございません」

 

 

。。。

 

 

「をーーーーい!!!」

 

 

頼むよ~~~。

 

大工さんの間違いもいいけど監督業務にも結構な額払ってるのよ(´;ω;`)

 

 

(、、、といっても足場と幌で家の全貌がずっと隠れていた中、こういうのって意外と気づけないもんな気もします。同じ設計者としては、気持ちがわからんでもない(;´∀`))

 

 

 

とはいっても、起きてしまったもんはしゃーない。

ここはポジティブに考えていきましょう。

 

 

まずは指摘させていただいた際、変に

「設計の意図です。」

なんて言われんでほんとによかったです(;´∀`)

それが一番怖かったw

 

素直にミスを認めてくださったのはありがたい限りです。

 

 

またその後連絡があり、ちゃんと壁を”面全体”でやり直してくれることになりました。

 

部分的にやったら絶対補修感でちゃうからね。

これもしっかり"面全体"で、とご提案いただけて良かったです。

 

 

正直モルタルの接着面の強度だったり、色合わせだったり色々リスクはありますが、少なくとも保証期間中にヒビが入ることなどは無いよう時間をかけてでもしっかりとやっていただきたいと思います。

 

モルタルは接着力が高いものを使用するなど、きちんと説明をしていただけました。

 

 

ということで。

 

起きてしまった内容は×ですが、そのあとのご対応は〇でした。

 

 

 

 

それにしても、、、御多分にもれず

 

しっかり我が家にもハプニングが起きてしまいましたね。

 

 

友人の話を聞いていると、、、

 

・フローリングの材質を間違えていて全部やり直し

・冊子の色が一か所だけ違ってやり直し、なぜ違和感を持たない!?

・壁貫通型郵便ポストの室内側に受け皿無し&スペースなしで結局壁埋めて外付けに変更

 

などなど、、、

みんな何かしらの武勇伝を持っていましたので、

 

私も仲間入りできてよかったです(^_-)-☆ ←

 

 

 

人の不幸は蜜の味。

楽しんでいただけたら是非スターを。

同情してくださる方もスターを。

 

頼むからあとは順調にいってくれよ、、、

 

 

それではまた!

 

 

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 注文住宅(施主)へ
にほんブログ村

 

 

 

 

 

 

ついに姿を現した我が家

f:id:joripa:20210926012619j:image

こんにちは。じょりぱです。

 

 

ついに、ついに姿を現しました!

 

 

 

あの擁壁錯覚事件からから早4か月。どれだけこの日を待ち望んだことか、、、

joripa.hatenablog.com

 

 

 

外壁はリシンの吹付です。

 

岡崎のモデルハウスで見ていた通り、とても良い色味です。

joripa.hatenablog.com

 

出しゃばることなく、既に街に馴染んでいるように思えました。

 

光の当たり方によってここまで色が変わるのもGood。


f:id:joripa:20210926012630j:image

f:id:joripa:20210926012638j:image

 

ホント同じ色には見えないですよね。

日が当たるとベージュ、影になるとグレーが強くなります。

表情の変化を楽しみたい方にはこのように「絶妙な色」おすすめです。

 

 

 

また、改めて見るとネイエ設計の細かいところへのこだわりを感じます。

 

 

 

例えば右側の壁に見えるベントキャップ

 

一般的には写真のように、丸くて凸形状の形をしていますが、ネイエ設計はその下の写真のように標準で平べったいキャップです。

f:id:joripa:20210927005346p:plain

↑一般的なベントキャップ


f:id:joripa:20210928085702j:image

↑ネイエ設計が使うベントキャップ

 

また、雨どいも色味や縦どいとの関節部も目立つことなくきれいに収まっています。

建物の角に沿ってびしっと直線で降りてくる姿も美しいですね!


f:id:joripa:20210928085802j:image

 

 

アンテナやエアコンの出口、コンセントのカバーなども抜かりはありません。

 

こういうところを”標準”でやってくれるのはやはりありがたい限りです。

 

まさに

細部に神は宿る

です。

 

 

これからはタイルなどの内装工事に入っていきます。

 

内壁ももうすぐジョリパットで塗られると思うとわくわくします。

 

joripa.hatenablog.com

 

 

 

完成まであと2か月。

待ちきれない~~~~~

 

 

ということで。

 

今回は以上、進捗報告でした。

 

また次回をお楽しみに!

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 注文住宅(施主)へ
にほんブログ村

間取りの考察 ~プライバシー性のグラデーション~

f:id:joripa:20210927000358p:plain

こんにちは。じょりぱです。

 

今回は間取りについて、オリジナルな考察をしてみたいと思います。

 

私も妻も”実家”は田舎でそれなりに大きく、我々が新しく建てる家は今までの人生で一番小さい家となりました。

 

なので、家を建てるに際し、二人の中で、実家のような、いや実家を凌駕する

「ゆったりとしてリラックスできる家」

が良いという気持ちがありました。

 

しかし間取りを学べば学ぶほど、「小さくてコンパクトな家」的発想が多く、どうもその解を見つけることはできませんでした。

 

「ゆったりとしてリラックスできる家」とは何か。

 

夫婦で悩みに悩みながら、見つけた考え方について、今回はご紹介いたします。

 

 

 

まずは、結論から。

 

それは、

「プライバシー性のグラデーションを考え、一本の動線で結ぶ」

ということです。

 

 

 

多くの本には、玄関、洗面、パントリー、キッチン、リビングを繋ぐ回遊動線による効率化などが書いてあるのですが、

 

「ゆったりとしてリラックスできる家」について言及している本は意外と多くありませんでした。

 

そこで、「ゆったりとしてリラックスできる家」にするには、どういったことが必要か、もう少し分解してみました。

 

すると、

・毎日家を端から端までくまなく楽しめる

・移動に合わせ景色/空間の変化を楽しめる

・寝室にむけて奥に入っていく感覚がある

ということが挙げられました。

 

これらを実現するために、私達は各部屋のプライバシー性に着目し、それらに強弱をつけたのち一本の線でつなぐこととしました。

 

これが完成した我が家の間取りです。

 

f:id:joripa:20210919231639p:plain

 

プライバシー性を考慮し、まずは玄関、リビングあたりの外に近いところをもってきました。

 

続いて家族、或いは親友・親戚とご飯を食べるダイニング、更に料理を作る(=あまり人に見せるものではない)キッチン、トイレ、水回り、、、と並べ、最後に二階に誘導したあと書斎と寝室類という最もプライバシー性が高いものを並べたのです。

 

これらを階段まで含めびしっと一本の動線でまとめできあがり

 

 

「プライバシー性のグラデーション」という言い方が一番しっくりくるコンセプトでしょうか。

 

感覚的に言えば、寝室に向けて家の深部に入っていく感じ

ダンジョンで一番下の階にラスボス(主寝室)がいる感じとも言えます。

 

また、寝室に向かうことが単なる”回り道”と感じることがないよう、景色の移り変わりにも注意しました。

 

玄関から入って、塗り壁が見え、一瞬の調子を見て、Moonの照明を見て、キッチンのタイルを見ながら暗い廊下に吸い込まれていき、ハイサイドが光る2Fに向かって階段を上り、暗い廊下の先の広い主寝室に入る。。。といったストーリー展開です。

 

 

joripa.hatenablog.com

joripa.hatenablog.com

joripa.hatenablog.com

 

その雰囲気を演出するための一つとしてしっかりと廊下も導入しました。

”廊下”についての考え方はこちらをご参照ください。

 

joripa.hatenablog.com

 

 

このプライバシー性のグラデーションを形にした動線により、毎日生活リズムに合わせて端から端までしっかりと使うことができ、更に時間と共に段々深部に入っていくという”安心感”を形にすることができた訳です。(実際寝室にアクセスするには順番に動線をたどるしかなく、泥棒さえ入りにくい間取りとなります。)

 

 

 

ちなみに、、、

 

この動線でも煩わしさが生まれないよう、「家事」に対してはしっかりと効率化を求めました。

 

その代表的なものとして洗濯の動線

まだの方は是非この記事を読んでいただけたらと思います。

joripa.hatenablog.com

 

しかしこれは家事動線を効率化するあくまでも並列的なサブルート

 

決して寝室への近道(=ワープ)ではないというのがキーです。

 

 

 

 

さて、話はちょっと変わりますが、

 

 

 

このような思考に至ったのは実家での経験が大いに影響しております。

 

 

 

以下に実家の間取りを描いてみます。

 

f:id:joripa:20210919232652p:plain

先ほどの動線と比較すると、とても対照的ですね。

 

このように玄関前に交差点があり、各エリアが独立しているのです。

 

 


この動線では、手を洗う、ごはんを食べる、自分の部屋に入る、、、これらのエリアを行き来する際、必ず玄関前にリセットされます。

 

実際に住んでいた感覚としては、常に玄関(=外)が近く、どこにいても浅い感じがしていて安心感はありませんでした。

 

 

特に学生のときなんて玄関と洗面とダイニングと子供部屋のみを行き来する毎日。今見ると家の半分程度しか使っていなかったことがわかります。

 

 

また、玄関前に交差点が生まれることで局所的に人が重なってしまうという問題もありました。家の半分しか使えていないため、必然的に家族がばったり鉢合わせになる機会が増えていたんですね。

 

 

 

 

 

この経験を活かして今回ご紹介したような、あたらしい形の動線を導きだすことができました。

 

 

 

 

もし皆さんが、

「ゆったりとしてリラックスできる家」

を作ろうとされている場合は、是非一度効率化を追求するのみではなく、

「プライバシー性のグラデーション」

について考えていただければと思います。

 

 

 

以上、今回の考察いかがでしょうか。

一つの考え方として、面白いと思っていただけたら幸いです。



それではまた。

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 注文住宅(施主)へ
にほんブログ村

 

大人の火遊び

f:id:joripa:20210912010946j:image

こんにちは。

じょりぱです。

 

最近大人の火遊びにハマっております。

 

 

疲れて帰ってきたあと、照明を落としてアロマキャンドルの火をぼーっと見ているととても癒されるという訳なんです。

 

 

 

いきなりですが、皆さんは「1/fゆらぎ」というものをご存じでしょうか。

 

規則的なものと不規則的なものが適度に調和することによって生じるゆらぎのことです。

 

自然界には多くのゆらぎがあります。

f:id:joripa:20210919181345p:plain

・水の音

・小鳥のさえずり

・波の音

・電車の揺れ

・焚火の音

・木々のそよぐ音

そして

・火

 

人は「ゆらぎ」を知覚すると、本能的に「自然」を感じ落ち着きます。

 

ゆらぎなどないカチコチのコンクリートジャングルの中で、人はずっと緊張状態でいるのでしょう。

 

リラックスするには意識的にゆらぎを求めていくと良いです。

 

勿論、庭の木を眺めたり散歩をして景色を見たり、ゆっくり時間をかけてゆらぎを楽しむこともありますが、今回はキャンプなどに行かない限り中々機会を得ることができない、"火のゆらぎ"ご家庭でお気軽に楽しめるアロマキャンドルをご紹介します。

 

 

f:id:joripa:20210912011007j:image

こちらがおススメのアロマキャンドルSINNLIGです。

IKEAで売っているちっこくてカワイイアロマキャンドル

 

なんと30個入りで500円弱、1個当たり合計4時間も持つため、120時間分が500円!

 

格安!!です。

 

 

 

火をつけるとこのように、1cmくらいの小さい火がゆらゆらと揺れます。


f:id:joripa:20210919181622j:image

これをぼーーーっと見ます。

 

下の方は青く、先の方はオレンジ。

濃さも場所によってまちまちです。。

空調の風をわずかに受け、炎がわずかに揺れますが、思ったより安定している感じです。。。

そのうち時間と共にロウが溶けてきて、5分くらいすればすべてが液体になります。。。。

液体から芯が出ていて、その先に静かな炎が付いている、とても神秘的です。。。。。

 

はっ!

 

これで5分のリラックスタイム終了ですw

 

 

香りの種類も

スイートバニラ

ブラックベリー

ピーチ&オレンジ

ナツメグ&バニラ、、、

と豊富にあるため、その日の気分で変えられ、より楽しみが広がります。

 

また、香り自体はそこまで強くありません。

 

30個入りの袋を開封するときにブワッと香りがし、

「うっ、強すぎるか、、、」

と一瞬焦るのですが、一つ一つはそんなに。

いやむしろ使用中は弱いくらいですw

 

気軽につけたり消したり、値段も気にせず、3分でも楽しめる。

このハードルが低い感じがとても良いです。

 

透明な入れ物も一緒に売っています。

これも5個で500円程度の安さ。


f:id:joripa:20210919181639j:image

 

 

 

ちなみに家にあった100均粘土を使ってこんな謎ベースも作ってみましたwこれならほぼタダです!

f:id:joripa:20210919172857j:image

情緒があるような無いような、ギリギリのところですが、火山の噴火口みたいな感じで意外とかわいいですw

 

暗いところで灯すとこんな感じ。悪くないでしょ?wf:id:joripa:20210919223141j:image

 

 

以上、アロマキャンドルの紹介でした。

 

 

、、、と、ちょっと待ってください。

 

もう一つだけ、めちゃくちゃ気になっているアイテムがあるので是非紹介させてください。

 

 

 

ストーブやファンヒーターなどの老舗トヨトミの社内ベンチャーが創り出した最高の一品、Re:ful(リフル)です。



f:id:joripa:20210919223156j:image

↑イメージ

 

国産山桜のボディー手作りのガラスの中で美しく燃える炎には動画でさえ目を奪われます。

 

そして、もっとも大事なのが「手で包むと火が付く」という仕組み。

 

山桜のボディーにある黒いスイッチを両手で同時に押すと中の固形燃料に着火されます。

 

敢えて両手で、、、とすることで、

時間を止めて、正面から向き合い、山桜のボディーを触ってほしいという設計者のメッセージが感じられます。

 

勿論ホンモノの素材でできていますので、火を焚いていないときでも置物として非常にきれい。

 

多少お高いですが、素材と内容を見れば大納得。

間違いなく価値のある一品だと思います。

 

国内の産業を助けたい、効率化を求めて乏しくなった心を救いたい、火の美しさを知ってもらいたい、、、作った方々の思いが小さい炎となって訴えかけてかけてくるようです。

 

私も新居に移動したら応援の意味も込めて買おうかと思っております。

 

是非、一度チェックして頂ければと思います。

 

Re:ful(リフル)|株式会社トヨトミ (toyotomi.jp)

 

 

ということで改めて。

 

 

 

今回はおススメであるIKEAアロマキャンドルトヨトミのRe:fulの2点をご紹介しました。

 

 

他にもAmazonで色々気になったものを以下に貼りながら今回は終了といたします。

 

 

今回の記事、楽しんでいただけたら幸いです。

 

皆さんのおススメの商品ありましたら教えてくださいね!

 

それではまた。

 

 

↑オイルランプも気軽につけたり消したりできて良いですね。

 

↑これはガチもんなので大切な人へのプレゼントに。

 

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 注文住宅(施主)へ
にほんブログ村